学生生活に関する相談

「大学生活」は、高校までの生活と大きく異なることがあります。大学生活は自らの意志で何事にも立ち向かっていかなければなりません。入学から卒業までの長い期間には、困難な問題もあります。特に、2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられたことにより、これまで以上に責任が問われます。各自がそれぞれの責任を自覚し、これから立ち向かう困難に挫折することなく、解決の方向を見出していくことが重要です。ただし、困難な問題を一人で解決できない場合に、相談できる制度として「カウンセリング」があります。クラスアドバイザー、学生相談室、クラブ部長・チューター等が、学生生活におけるいろいろな問題の解決に協力し、助言する制度です。本学では特に学生と教員との対話が重要と考えて、カウンセリングに力を入れています。

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クラスアドバイザー

「クラスアドバイザー」は専任教員が担当しています。相談を希望する学生は事前にクラス担当教員に連絡の上、各担当教員の研究室又は担当教員の指定する場所で相談を受けることができます。

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学生相談室

「学生相談室」は、あなたの大学生活を応援し、必要に応じてサポートします。大学生活で起こりうる、さまざまな問題、悩み、心配事、不安…を、カウンセラーと一緒に考えて解決しましょう。なお、本学教職員からの相談にも応じています。学内外での様々な悩みや、出産や育児等のライフイベントと教育研究活動との両立についての相談にも応じます。
※相談の秘密は守られます。

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学生相談室だより

学生相談室に所属するカウンセラーが執筆する「学生相談室だより」。時節柄の注意点や「プチ心理学コラム」などを掲載しています。

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クラブ部長・チューター制

体育系公認クラブは「部長」、文化系公認クラブ・公認サークルは「チューター」の制度があり、教職員が担当します。部長・チューターはクラブ・サークル特有の問題や悩みのよき理解者として課外活動の自主運営に協力します。

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学生部委員会

大学は絶えず社会の流れに対応していかなければなりません。しかし、それが学生生活に影響をあたえることもあります。このような場合、大学として、これに対処する為の総括的なカウンセリング・システムとして「学生部委員会」があります。各委員は、教授会から選任された専任教員によって構成されています。

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学生部

学生生活に直接関係ある一般事務を含め、キャンパスにおける学生の福利、厚生、課外活動や対外問題等は「学生部」が窓口になり対応しています。そこに属する専任職員もクラスアドバイザー同様、個々の悩みのよき相談相手になります。

※カウンセリングの申し込み手続き

問題が生じた時点で、クラスアドバイザーの教員や各クラブ部長、チューター、あるいは学生部委員の教員に直接申し出てください。それが不可能な時は、常設機関である学生相談室や学生部に申し出てください。学生生活に関する悩みは、それがどんな種類のものであったとしても、以上に述べた、どのセクションでもこれを平等に扱っています。一見複雑に見えるシステムのようですが、専任教職員全員がカウンセリングに協力しています。また具体的な相談内容については、個人の秘密を厳守しますので、安心して相談してください。

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障がい者支援

身体に障がいを有する学生の受け入れ体制として、エレベーター、トイレ、自動ドア、スロープ、手すり、車椅子、専用駐車場、点字ブロック、カットアウトテーブル等の施設・設備とともに、状況に応じて昼食や着替え、休憩等ができるよう配慮しています。

教育上の配慮としては、各学生によって障がいの程度が異なるため、担当部署が相談、確認の上で支援を行っています。