卒業生の歩み

砂原 遵平
外国語学部 英米語学科 2010年卒
アフリカ連合開発庁(AUDA-NEPAD)勤務
  • いま、どんなお仕事をされていますか?

    私は現在、南アフリカに本拠地を置くアフリカ連合開発庁に、インフラ専門家として勤務しています。アフリカ連合開発庁は、アフリカ自身の主体性による貧困撲滅、持続可能な成長、開発等をめざした国際機関です。同僚の国籍はアフリカ各国をはじめ、ドイツ、アメリカなど多岐に渡り、英語を中心にフランス語やポルトガル語等、さまざまな言語が飛び交います。私はこの職場で数少ない日本人職員の一人として、アフリカ大陸全55カ国の発展のため、①インフラ開発、②貿易円滑化を柱とし、国際協力機構(JICA)やさまざまな関係者と協力しながら日々、業務を行っています。

  • いまのお仕事に携わろうと思ったきっかけを教えてください。

    家族が安全に生活でき、自分のこれまでの職務経験が生かせる仕事に出会えたからです。卒業後約11年間で日本を含め計5カ国に移住し、私生活とのバランスを考慮しながら、金融・経済・途上国開発の分野で、さまざまな仕事に従事してきました。

    もともと途上国開発に従事したいと漠然と思うようになったのは、大学時代にバングラデシュのグラミン銀行のことを学んだのがきっかけでした。いつか金融を通じて貧困解決に従事したいという漠然とした思いをもって、国内の信用金庫に約4年間勤務し、その後は青年海外協力隊でマラウイに2年間、大学院留学で英国に1年間、OECD日本政府代表部勤務でフランスに2年半、そして現在のアフリカ連合開発庁勤務で南アフリカへとつながります。

    この業界は終身雇用というより、2年程度の短期契約で雇用されることが多く、数年毎に転職活動がやってきます。20代前半は戦略的にキャリアアップを図りたいと思っていましたが、振り返れば、その時々で自分にとって最善と思える国や仕事、また家族にとって最善の生活環境をバランスよく考慮した上で、運よくこれまでの仕事に巡り合えたと言った方が適切かもしれません。今私がしている仕事と、大学時代に思い描いていた「貧困解決」のあり方は全く異なるものですし、数年ごとの転職や異なる国への移住は、家族にとっても負担ですが、それでも偶然の末に築き上げてきたこれまでの仕事には満足しています。

  • 「関西外大に入学した理由」を教えてください。

    高校時代、先生から「近い将来、開発途上国で仕事を行う機会がきっと増える。そうした潮流にいとわず適応できるよう、大学では英語と西洋文化を学ぶことが重要だ」とのアドバイスを受け、関西外大の入学を決めました。

  • 関西外大での4年間を通じて、最も「今の自分に生きている経験」はなんですか?

    「自分が興味関心を持った分野について調べること」「調べるために必要な情報源にアクセスすること」「調べる過程で生まれた論点を整理し議論すること」。これらの力はどの国で働くことになっても重要な力だと思います。毎回講義の前に、「今日はどんな発言をしようか」「そのためにどのリソースから情報や証拠を集めようか」(どのように笑いを誘おうか)等々、入念に策を練っていましたが、約10年の時を経た今、まさに国際会議に出席する際に行っている対応と根本的には何ら変わりはないと思います。

  • 関西外大の「おすすめ授業」を教えてください。

    国際経験豊富な教授やビジネス界で成功を収められた教授が大勢おられ、幅広い分野について学術的かつ実践的な観点から学習できる点が強みだと思います。貧困解決に従事したいと思うきっかけになったバングラデシュのグラミン銀行のことは、国際関係論の授業で学びました。

    社会学の授業は、講義の質が高かったことはもちろん、講義外のプログラムで、チェロの歴史について教授ご自身の演奏と共に学習できた点も強く印象に残っています。

  • いま思う「関西外大の魅力・強み」はなんですか?

    関西外大は国際色豊かな環境下、異なる言語で意見を交わしながら個性を出し、多様性に適応する訓練ができる点が魅力・強みの一つだと思います。また、留学を希望する学生にとっては、おそらく他のどの大学よりも幅広い選択肢の中から留学先を選択できる点も強みではないでしょうか。この他、卒業後数年経ってから途上国開発の分野に従事されている関西外大の卒業生と知り合う機会が多くあり、志を同じくする卒業生が多い点も私にとっては魅力の一つです。

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