海外派遣留学サポート
到着後にすべきこと
保護者への連絡
留学先国に到着したら、まず保護者へ無事到着したことを報告してください。保護者はみなさんが思っている以上にみなさんのことを心配し、連絡を待ち望んでいます。責任を持って必ず報告しましょう。
住所・履修報告
GAIDAI-Link へアクセスし、留学中の住所・履修報告を行なってください。留学中の連絡先に変更があれば、必ず登録情報を更新してください。
緊急連絡先の確認
留学先国の警察・救急車の電話番号や、電話のかけ方(硬貨がなくても、日本にいる家族に電話がかけられるコレクトコールのかけ方)など、緊急事態でも迅速に対応できるように準備してください(現地到着直後に行われるオリエンテーションなどで説明がある場合が多い)。
在留届の申請
海外に3カ月以上滞在する場合、住所または居所を管轄する日本大使館または総領事館(在外公館)に「在留届」の提出が義務付けられています。住所が決まり次第、インターネット を使って申請を行ってください。
予期せぬ災害や事件・事故(テロや戦争を含む)に巻き込まれた場合、日本国大使館や総領事館は、在留届をもとに学生の所在地や緊急連絡先を確認し、適切なサポートを行います。それゆえ、住所や電話番号に変更が生じた場合は、速やかに変更届を提出してください(変更届も上記のホームページから提出可)。帰国の際には帰国届の提出が必要です。
日本以外の国籍をもつ学生は、それぞれ留学先国にある出身国大使館・総領事館に在留届を提出してください。例えば、アメリカに留学する韓国籍の外大生は、在米韓国大使館のホームページから「在外国民登録申請書(韓国語)」をダウンロードし、写真を貼り付けて大使館に郵送してください。また、北朝鮮籍の外大生は、留学先国に北朝鮮大使館がない場合が多いため、各国の日本大使館・総領事館に相談してください。
緊急時の対応
自然災害、テロ・戦争、伝染病が発生した場合
留学開始前
留学開始前に、自然災害、テロ・戦争、伝染病が発生した場合、本学は外務省やWHOなど、各機関の情報に基づき、プログラムを実施するか否かを検討します。原則として、留学先大学で授業が開講されていればプログラムは中止しませんが、最終的には様々な要因を含めて総合的に判断することになります。中止を決定した場合は適宜連絡します。
また、本学がプログラムの中止を決定した場合を除いて、留学プログラムに参加するか否かは、あくまでも学生および保護者の判断に任せます。したがって、参加・不参加については、保護者と十分に話し合って決定してください。
留学中
留学中に自然災害、テロ・戦争、伝染病が発生した場合は、速やかに留学先大学担当者の指示を仰ぐと同時に、国際交流部の担当者に現地の状況をできるだけ詳しく報告してください。
緊急事態が発生した場合、本学は状況の詳細を把握するために、留学先大学に連絡をとると同時に、外務省の海外安全ホームページ、WHO、学生からの報告などを総合的に判断して対応策を決定します。留学中の学生への連絡方法は
- 緊急性が高い場合は、全員に電話連絡。
- 上記以外の場合は、学生個人へメールで連絡、または留学先大学の担当者を通して連絡。
原則として、留学先大学での授業が開講されている限り、本学の留学プログラムも続行しますが、様々な情報に基づいて、本学が必要と判断すれば途中帰国の措置をとることもあります。この場合、必ず本学からの指示に従って速やかに帰国してください。また、本学の指導の有無に関わらず、テロや伝染病などを理由として帰国を希望する場合は、国際交流部の担当者へ連絡してください。担当者の緊急連絡先は出発前のオリエンテーションでお知らせします。
留学生危機管理サービス(OSSMA)について
本学の留学プログラムに参加する場合は、留学生危機管理サービスOverseas Student Safety Management Assistance( 通称OSSMA<オスマ>)の加入を義務付けています(有料)。
留学生危機管理サービス(以下、OSSMA)とは日本エマージェンシーアシスタンス株式会社が提供する留学生活で発生しうる様々な危機管理をサポートする支援サービスです。
OSSMA は、海外滞在中に困りごとが発生した場合に24時間365日・日本語・現地言語により適切なサポ-トを受けることができます。会員の家族も、会員のためにサービスを利用することができます。
留学中のみなさんへのお願い(緊急時)
自然災害、テロ・戦争、伝染病などが発生した場合、保護者、留学先大学および国際交流部の担当者と密に連絡をとることは言うまでもありませんが、自分自身の不安や恐怖などについて、友人、留学先大学および国際交流部の担当者に相談し、決して一人で問題を抱え込むことがないように心がけてください。また、留学先大学や地域社会が提供する説明会やカウンセリングなどを通して、情報収集、意見交換する機会を積極的に利用してください。
外務省の指導にもあるように、海外では、「自分の身は自分で守る」という心構えを忘れないでください。留学先大学や本学の対応を一方的に待つのではなく、自分から様々なメディアを利用して積極的に情報収集を行い、安全対策に努めてください。
関連情報サイト
留学中の履修(学士課程プログラム)
履修科目の決定
ますますグローバル化する社会のニーズと学生の夢に対応するため、本学では留学プログラムを通して様々な分野での専門知識を修得するよう奨励しています。ただ海外へ留学したというだけでは自己のマーケタビリティ(市場価値)を高めることはできません。1年間の留学を通してどのような知識やスキルを身に付けるかという点が最も重要となります。
上記を考慮し、留学中は、本学のカリキュラムに沿った分野で履修科目を選択してください。
履修科目ガイドライン
留学先大学での履修科目については、ガイダンスで詳細に説明しますが、履修科目ガイドラインは、以下のとおりです。
- 本学の教育課程に沿った履修科目であること。
- レクチャーやセミナーなど、講義中心の科目であること。フルオンライン/ウェブベースの科目や実技・実習中心の科目は履修できない。
- 学士課程において開講されている科目であること。ESL/ELICOSなど、学部入学前の語学集中プログラムの科目履修は認めない(ブリッジ留学やスペイン語圏ブリッジ留学の1学期目を除く)。
- 成績が数値(85点、90点など)、レター(A、B、C、D、F)またはHigh Distinction、Distinctionなどで評定・表記される科目であること。
- 成績評価がPass/FailやAudit(聴講)の科目履修は認めない。
単位の認定
留学中の学生から「この科目は単位認定してもらえますか?」という質問が多くよせられますが、原則として留学中に履修した単位の認定については、帰国後に提出する履修報告書および成績証明書の結果に基づき、決定されることを理解してください。留学終了後は、すみやかに帰国し留学中に履修した科目について授業時間数、内容、成績などを報告しなければなりません。この報告に基づき審査を行い、学部生は60単位、短期大学部生は30単位を上限として、卒業単位として認定します。不合格科目は単位認定は行われません。ただし、各留学により認定される単位数の上限が異なりますので詳しくは、留学規程を参照してください。
留学中に真面目に勉学に取り組み、所定の成績を修めた学生は、「留学した」という理由で卒業が遅れることがないように配慮されています(ただし、教職課程などの資格取得のために、卒業要件より多くの単位を修める必要がある学生、あるいは留学開始時に卒業年次である学生は除く)。したがって、履修科目を決定する際は「単位の認定が行われる」という視点からではなく、本学のカリキュラムに沿った内容で、かつ「自分がどの分野に興味があり、どのような能力を身につけたいか」ということを最重視して選択してください。
留学中の奨学金について
日本学生支援機構の給付型・貸与型奨学金を利用している方の留学出発に関わる手続きは不要ですが、留学中であっても海外からインターネットで以下の手続きを指定された期間内に行う必要があります。
貸与・給付奨学金共通
毎年12月~1月頃、スカラネットパーソナルより、次年度の奨学金継続に関して「奨学金継続願」の入力が必要です (卒業年次生は入力不要) 。
詳細については、奨学金サイト およびRapportにて「奨学金継続願」の案内をします。掲載内容に沿って、必ず期間内に手続きを完了させてください。
給付奨学金
毎年4・7・10月に、スカラネットパーソナル より、「在籍報告」の入力が必要です。 詳細については、Rapportより案内をします。掲載内容に沿って、必ず期間内に手続きを完了させてください。
参考:給付奨学金を利用している方が対象の授業料減免(高等教育修学支援新制度)については、各学期で減免に関する申請書の提出が必要です。
日本学生支援機構以外の奨学金の利用している場合
日本学生支援機構以外の奨学金の利用している方は、留学候補生となった段階で学生部の奨学金担当者まで申し出てください。
留学中および帰国後の就職活動
留学中の学生は留学先大学での授業が終了後、速やかに帰国し、就職活動を始める必要があります。
留学する学生が増え続けている今日では、留学は決して珍しいものではありません。就職、そして大学卒業後の人生に留学を生すためには、留学中の履修科目、留学体験を分析し、留学を通して得たものや学んだ教訓などを面接官に明確に伝えられるようにして下さい。
また、留学先大学のキャリアセンターも利用し、面接の対策や英文履歴書の書き方に関する説明会などがあれば積極的に参加して下さい。
留学中および帰国後にすべきこと(就職年次生対象)
留学中
- 時間を無駄にせず、自分の履修分野における専門知識を修得すること。
- 企業が筆記試験として使っている「一般常識」や「SPI能力検査」の問題集などの本を留学先に持参し、時間を作って帰国後の活動に備える。
- 留学先国では積極的に外国語でコミュニケーションを行い、進んで情報交換を図る。
- 出発前に就職を希望する企業の連絡先を調べ、帰国時期の情報と共に応募の意思を伝え、帰国後に受験が可能かどうかを確認すること。了解が得られれば、エントリーを行い、エントリーシート送付時に、もう一度帰国時期と帰国後直ちに活動を開始する旨を伝える。
- インターネットの就職情報サイトや各企業のホームページを通じ、企業の情報や採用情報を把握する。
- 機会があれば、海外で開かれる日本企業が参加する就職フェアなどに出席する。
- オンライン会社説明会など、就職活動イベントには可能な限り積極的に参加すること。
- 可能であれば、日本企業の海外拠点に立ち寄り、駐在員から直接情報を収集する。この場合、事前に必ずアポイントメントをとること。
- 企業の情報や資料はよく読んで、礼状を出したり、お礼の電話や現地事情のレポートを提出するなど、意欲を示すこと。
- 帰国後の就職活動に備え、履歴書の記載内容や面接時の志望動機、自己PRなどの原案をまとめておく。外資系を希望する場合、英文の履歴書が必要になることもあるので事前に準備しておくこと。
- 各就職ガイダンスについてはGAIDAI-Linkから必ず視聴しておくこと。
帰国後
- 帰国留学生用キャリアガイダンスへの出席すること。未提出の書類は早期に提出のこと。
- 就職用証明写真撮影を済ませること。履歴書用のカラー写真を撮影し、多めに焼き増しを依頼しておく。もちろんリクルートスーツ着用で、髪型や髪色に注意すること。
- 学生部の指示に従い、健康診断を受けておくこと。企業に応募した際、必ずといっていいほど「健康診断証明書」の提出を求められるが、健康診断を受診しておかなければ証明書は発行されない。
- ブックストアで大学名の入った本学指定の履歴書を購入し、記入例を参考に文案を早急に詰め、準備しておくこと。また、履歴書送付用封筒も販売されているので、同時に購入しておくこと。(履歴書は関西外大キャリアNAVIからダウンロードすることも可能です。)
- 留学生は必修科目を中心に単位認定されるが、単位認定がかなり先になり就職活動中、3年・4年生の履修科目の成績欄は空白になり、留学先大学名(国名)、留学期間を備考欄に記入、また認定中である旨の文面を入れて発行される。3年次編入生は短大の成績も同時に必要になるので、あらかじめ母校に発行を依頼しておくこと。
- 留学中からコンタクトまたは応募している企業には、帰国後直ちに接触を図ることはもちろん、インターネット就職情報サイトへの登録、エントリーを開始し、あわせて大学受理求人(関西外大キャリアNAVI )も頻繁にチェックし、応募につなげる。
- 少しでも就職活動に不安や悩みがある場合は、できる限り早く、キャリアセンターに相談すること。(電話やメールでも構いません。)
帰国後の諸手続き
本学のプログラムを利用して留学している留学生のみなさんは、留学期間終了後、すなわち授業・試験期間終了後は速やかに帰国してください。帰国が遅れると、単位認定や卒業時期に影響を及ぼす場合があるので注意してください。
帰国の準備をするにあたり、各部署から諸注意・連絡事項があります。詳細は対象者に別途案内をします。
帰国直前学生への連絡事項
帰国にあたり、主に以下の報告・活動等をもって留学終了となります。
各部署への帰国報告
帰国後
- 「履修科目報告書」の提出(GAIDAI-Link より提出)
- 留学先大学で受講した科目の「シラバス」提出(英語キャリア学部生のみ、提出方法は別途指示)
- 「卒業期届」の提出(大学4年生(5-6年目)および短期大学部2年生(3年目)のみ、GAIDAI-Linkより提出)
国際交流部
- 「帰国報告書」の回答(帰国後1週間以内にGAIDAI-Link より)
- 学内TOEFLの受験
- 「留学帰国生ガイダンス」への出席(ZOOMにて実施予定)
キャリアセンター
- 「留学帰国生ガイダンス」への出席(ZOOMにて実施予定)
- 「進路報告書(大学4年生および短期大学部2年生のみ)」の提出(帰国後1週間以内にGAIDAI-Link より)
学内TOEFL
1年以上の留学に参加した帰国留学生(認定留学生を除く)は必ず受験してください。1回のみ無料で受験できます。詳細は別途連絡します。
問い合わせ先
国際交流部(cie_toefl@kansaigaidai.ac.jp)
学内TOEIC
実施日程および申込方法等はこちらを参照してください。
(ページ中ほどの「学内 TOEIC® Listening and Reading テスト」までスクロールしてください)
問い合わせ先
キャリアセンター TOEIC担当(placemen@kansaigaidai.ac.jp)
その他の注意事項
病気になった場合
万が一病気になった場合を考えて、最寄りの病院の場所(日本人医師の有無を含む)や、保険会社の連絡先を調べておいて下さい。入院が必要となった場合は、速やかに保護者、留学先大学および国際交流部の担当者に連絡して下さい。
休暇の過ごし方
試験や課題から開放され、休暇を利用して旅行に出かける学生も多いはずです。旅行中は気がゆるみがちになり、思わぬトラブル・アクシデントに巻き込まれる危険があります。旅行する際には、盗難、事故、病気や怪我などにはくれぐれも注意し、下記の点に留意し、万全の体制を整えて出発して下さい。
- 緊急連絡先(留学先大学および国際交流部)を携帯する
- 休暇中のスケジュールを必ず保護者に伝える
- パスポート / クレジットカードの番号を控える
- 保険証書を携帯する
また、留学先国を出国する際には、再入国に関わる手続きなどを必ず事前に現地の担当者に確認して下さい。
パスポートを紛失した場合
最寄りの日本大使館、領事館へ連絡し、再発給の手続きをとって下さい(在外公館リスト新しいウィンドウで開く 参照)。なお、緊急に日本に帰国する必要がある場合は、「帰国のための渡航書」を発行してもらい、日本で再発給の手続きを取ることになります。
再申請に必要な書類
必修 | 試験実施日 | 必修指定学年 |
---|---|---|
一般旅券再発行申請書 | 2通 | 日本大使館・領事館 |
パスポート用写真 (縦4.5cm x 横3.5cm) |
2枚 | 写真店で撮影されたもの |
紛失届 | 1通 | 日本大使館・領事館 |
パスポートの紛失届 または、盗難届出証明書 |
1通 | 所轄警察署 |
身分証明書 (紛失パスポートのコピー、学生証、運転免許証など) |
1通 | 各自でパスポートのコピーを取っておく |
再発給の費用・取得日数は留学先国によって異なりますので、各自確認して下さい。また、パスポートの再発給により、旧パスポートは失効し、紛失したパスポートが発見されても使用できませんので注意すること。なお、日本以外の国籍をもつ学生は、出身国の大使館・領事館に連絡し、指示を仰いで下さい。
学生証を紛失した場合
学生部に連絡してください。
クレジットカードを紛失した場合
すみやかにクレジット会社に電話連絡をして下さい。クレジットカードを持っていく場合、カード紛失時などに備え、必ずクレジットカード会社の緊急連絡先を携帯すること。
連絡先一覧
部署名 | 電話・FAX番号 | 住所 |
---|---|---|
国際交流部 |
Tel: 072-805-2831 Fax: 072-805-2830 |
〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1 関西外国語大学(部署名) Kansai Gaidai University (Office Name) 16-1 Nakamiyahigashino-cho,Hirakata, Osaka 573-1001 JAPAN |
教務部 |
Tel: 072-805-2801 Fax: 072-805-2890 |
|
学生部 | ||
キャリアセンター |
Tel: 072-805-2851 Fax: 072-805-2861 |
- 海外からの電話の場合には、市外局番の0をとり、日本の国番号(81)つけてください。
- 例:81-72-xxx-xxxx
英文名称
- 関西外国語大学:Kansai Gaidai University
- 国際交流部:Center for International Education
- 教務部:Registrar’s Office
- 学生部:Student Affair’s Office
- キャリアセンター:Career Placement Center