留学中の履修(学士課程プログラム)

履修科目の決定

ますますグローバル化する社会のニーズと学生の夢に対応するため、本学では留学プログラムを通して様々な分野での専門知識を修得するよう奨励しています。ただ海外へ留学したというだけでは自己のマーケタビリティ(市場価値)を高めることはできません。1年間の留学を通してどのような知識やスキルを身に付けるかという点が最も重要となります。

上記を考慮し、留学中は、本学のカリキュラムに沿った分野で履修科目を選択してください。

履修科目ガイドライン

留学先大学での履修科目については、ガイダンスで詳細に説明しますが、履修科目ガイドラインは、以下のとおりです。

  • 本学の教育課程に沿った履修科目であること。
  • レクチャーやセミナーなど、講義中心の科目であること。フルオンライン/ウェブベースの科目や実技・実習中心の科目は履修できない。
  • 学士課程において開講されている科目であること。ESL/ELICOSなど、学部入学前の語学集中プログラムの科目履修は認めない(英語&リベラルアーツ留学の1学期目を除く)。
  • 成績が数値(85点、90点など)、レター(A、B、C、D、F)またはHigh Distinction、Distinctionなどで評定・表記される科目であること。

成績評価がPass/FailやAudit(聴講)の科目履修は認めない。

単位の認定

留学中の学生から「この科目は単位認定してもらえますか?」という質問が多くよせられますが、原則として留学中に履修した単位の認定については、帰国後に提出する履修報告書および成績証明書の結果に基づき、決定されることを理解してください。留学終了後は、すみやかに帰国し留学中に履修した科目について授業時間数、内容、成績などを報告しなければなりません。この報告に基づき審査を行い、学部生は60単位、短期大学部生は30単位を上限として、卒業単位として認定します。不合格科目は単位認定は行われません。ただし、各留学により認定される単位数の上限が異なりますので詳しくは、留学規程を参照してください。

留学中に真面目に勉学に取り組み、所定の成績を修めた学生は、「留学した」という理由で卒業が遅れることがないように配慮されています(ただし、教職課程などの資格取得のために、卒業要件より多くの単位を修める必要がある学生、あるいは留学開始時に卒業年次である学生は除く)。したがって、履修科目を決定する際は「単位の認定が行われる」という視点からではなく、本学のカリキュラムに沿った内容で、かつ「自分がどの分野に興味があり、どのような能力を身につけたいか」ということを最重視して選択してください。