関西外大で苦手だった英語を克服! 留学生と流暢に話せるまでに成長できた理由とは?

関西外国語大学には、「語学力を伸ばしたい」「留学や国際交流に興味がある」という志向の人が数多く入学し、実際に「英語が大好き!」「高校までで一番の得意科目は英語」という学生も少なくありません。

一方で、「英語は不得意で、その苦手なところを伸ばしたい!」という思いをもって入学してくる人もおり、今回の取材対象者である大江空弥さんもまさにそんな一人でした。


実際に関西外大での学びを通じて語学力を高め、今では学内でネイティブの先生や外国人留学生と英語でコミュニケーションを取れるようになるまでに成長。

その原動力になったのが、

  • 関西外大の学びの環境をフル活用
  • 国際寮の「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」への入居
  • 国際交流イベントを企画・運営する学生団体の立ち上げ
  • アルバイトで貯めたお金で定期的に海外へ

といった取り組みで、この記事ではそれらの各項目を掘り下げ、紹介します。

大江くん
大江くん

留学に行くのが一番の近道ですが、仮に留学に行けなかったとしても関西外大にはそれと同等の学びや国際交流をする機会があります。実際に私自身、その環境をフル活用し、英語のスキルを飛躍的に伸ばしました。


関西外大に入学後、どのような学びができるのか、この記事を読んで、参考にしていただけるとうれしいです!

※内容はすべて取材時(2025年5月)のものになります。

学生プロフィール

学生プロフィール

  • 大江 空弥さん(外国語学部 英米語学科4年)
  • 東海大学附属大阪仰星高等学校(大阪府)出身

特技は野球で、小中高と打ち込み、高校時代は大阪府下の強豪校でレギュラーだった。

中学3年時に主将として春夏と大阪大会を連覇し、大阪府代表選抜チームの主将にも選ばれた経験を持つ。

理系から進路変更をして関西外大へ

▲ 高校時代は強豪校でレギュラーを勝ち取り、大阪府大会で選手宣誓も務めた

小学校から野球をはじめ、高校も甲子園出場をめざし高校野球の強豪校に進学。

ただ、野球一本ではなく勉強もがんばりたいと一般入試で受験し、総合進学コースに入学。文武両道を常に意識し、実践した(評定平均は4.8)。

野球部ではレギュラーをつかみ、スポーツ推薦での進学も視野に入れたが、当時はコロナ禍で甲子園での大会やセレクションが開催されず、通常の推薦入試で関関同立の理工系学部に進学する。


もともと数学をはじめ理系の科目が得意で、大学の授業自体は楽しかった。

一方で、最初の1学期間の学びを通じて、「研究開発職を視野に入れていましたが、自分が一番やりたいことはこれではないかもしれない」と思うようになる。

大江くん
大江くん

本当にこのまま4年間学び続けていいのかと懐疑的になり、その際に大学を辞める選択肢を視野に入れ、別の進路を探るようになりました。

一般入試の合格最低点でなんとか進学。苦手な英語を克服したい

結果的に、1年の夏に退学届を出し、翌年に関西外国語大学の英米語学科に入り直す。

進路変更するにあたって、ご両親をはじめ、大学の先生、高校時代の担任や野球部の監督など、周囲の人たちに相談したが、全員が肯定的にとらえ、大江さんの決断を後押ししてくれた。

大江くん
大江くん

授業も真面目に受けていましたし、いい加減な気持ちで言っているのではないと伝わったんだと思います。否定はされませんでしたが、「辞めて何がしたいの?」とはいろいろな人から聞かれ、改めて高校生活を振り返ったときに、英語が苦手だったことを思い出して…。


その苦手な英語を克服して、「世界で活躍したい!」と思うようになったんです。



有名私学の理系学科を中退し、得意ではない英語に取り組むことに対して不安がなかったわけではなかった。

ただ、失敗や後悔を恐れる気持ちよりも、「英語に挑戦して、新しい道に進む」ワクワク感が大きく上回った。

大江くん
大江くん

1年の夏に退学届を出し、その年の秋に関西外大の公募制推薦入試を受けましたが不合格。年明けの一般入試を受験し、合格最低点でなんとか進学することができました。


入学時は英語はまったく話すことができず、本当にゼロからのスタートでした。

関西外大の学びの環境をフル活用し、英語力を向上させる

「英語はゼロからのスタート」という本人の言葉どおり、入学直後は授業についていくのがやっとの状態だった。

ネイティブの先生の授業では、宿題として出された課題の内容も理解できず、周りの友だちにアドバイスを求めたほか、放課後は毎日図書館に通い、閉館時間の20時45まで勉強に取り組んだ。

大江くん
大江くん

授業の課題をこなし、予習復習が終わったらTOEICやTOEFLの勉強で単語帳を覚えるなど、英語の勉強に邁進しました。



留学制度と留学奨学金が充実していたことも関西外大進学のきっかけのひとつで、その実現をめざし、まずは徹底的に英語力を伸ばすことを目標に日々の授業と自習をがんばった。

学内で開催されるTOEIC、TOEFLのテストも毎回のように受験し、少しずつだがスコアも着実にアップしていく。

勉強の甲斐もあり、2年に上がった頃には、ネイティブの先生が何を言っているのかも理解できるようになったという。

大江くん
大江くん

英語の理解が深まると語学学習がより楽しくなり、自分の成長も感じることができ、これまで以上に前向きに勉強にも取り組めるようになりました。

GLOBAL COMMONS 結 -YUI-(国際寮)のスタッフを担当

▲ オープンキャンパスのスタッフとしても活動し、「結」の魅力を伝える。左端が大江くん

2年次の秋学期からは、国際寮である「GLOBAL COMMONS 結 -YUI- 」に入居する。

「結」は学生寮であるとともに教育施設と位置付けられ、外国人留学生たちとの共同生活を通じて、異文化理解を深め、問題解決力、自己管理力、チームワークなど社会人基礎力を養う拠点となっている。

大江くん
大江くん

大阪出身で、大学までは自宅から通学できましたが、「結」に入って留学生たちと毎日コミュニケーションを取り、そのなかで英語力を伸ばしたいと考えました。


「GLOBAL COMMONS 結 -YUI- 」の詳細については、以下の記事をご参照ください。

「結」の入居には審査があり、普段の成績と英語力とともに面接試験がある。

当時の英語力は合格ギリギリのラインで、入ったばかりの頃は留学生の会話を十全に聞き取ることができなかった。


ただ、思うようにコミュニケーションが取れないからといって、それでめげることはなかった。

せっかく「結」に入ったので環境をフル活用しようと、同じフロアに住む留学生の部屋のドアを毎日のようにノックし、「会話しよう!」と呼びかけた。

大江くん
大江くん

最初の頃は100%理解できていませんでしたが、毎日繰り返しているうちにリスニングとスピーキングのスキルは飛躍的に伸びました!

「結」は英語学習者にとって最強の環境!?

▲ 「結」の仲間といっしょに

英語でのコミュニケーションに自信がない人にとって、ネイティブの方に自ら話しかけるのは勇気がいる行動だろう。

仮に話しかけることができたとしても、通常のスピードで言葉を返されたら聞き取ることができず、何を言っているかわからない、といったことも容易に想像される。

大江くん
大江くん

その点、「結」は英語学習者にとって最高の環境だと思います。海外と違って、周りは日本に興味のある留学生ばかりで、みんなフレンドリー。特に最初の頃はこちらは拙い英語しか話せませんでしたが、親身になって聞いてくれるので、物おじせずコミュニケーションを取ることができました!


「結」に住んでいると、毎日留学生と顔を合わせる。

ある程度日本語が話せる留学生もいるが、基本的には会話は英語で行い、その「毎日、英語を使う環境」に身を置くことで、自然と英語力が伸びた。

何より、世界各国の友だちができ、交流の輪が広がるのが魅力だという。

▲ 「結」で開催した、たこ焼きパーティー
▲ 阪神甲子園球場に。「留学生のなかには、日本の社会人チームに野球留学していたオーストリアの代表選手もいて、彼とも仲良くなりました」
▲ 「結」のフィールドトリップ。2024年の秋は奈良を訪れた
▲ 留学生たちとボクシング大会を主催し、自らも試合に臨んだ。写真左が大江さん

「結」が主催する旅行(フィールドトリップ)やイベントをはじめ、個別に食事や野球観戦に出かけたほか、近隣のジムを貸し切って留学生たちとボクシング大会を開いたことも。

ボクシング大会では、同じく「結」に住む留学生(アメリカの州のパワーリフト大会優勝経験者)と対戦し、みごと勝利を収めた。

大江くん
大江くん

世界中に友だちができたので、卒業するまでに長期休暇を利用して世界一周し、関西外大で仲良くなった海外の友人たちを訪ねる旅をしようと思っています。みんなとの再会を楽しみにしています!

テーマは「外国人留学生たちをいかに盛り上げるか」

 「結」では入居している学生をResident(レジデント)と称し、そのレジデントの日々の生活をサポートするのが学生スタッフの「RA(レジデントアシスタント)」だ。

「結」で生活する留学生や日本人学生の生活支援、トラブル対応を担当するとともに、住居内でのコミュニティ形成や異文化交流を促進し、安心した生活環境を提供する役割を担う。


RAについては、以下の記事をご参照ください。


大江さんは「結」に入居した2年次の秋学期は一般のレジデントとして過ごし、3年次の春学期からRAを務める。

RAには担当業務ごとにセクションが設けられ、大江さんは一期目から全体をまとめる統括を担当した。

大江くん
大江くん

RAの一般業務を覚えることに加えて、全セクション業務を一気に学ぶ必要がありました。


少しでも早く一人前の統括になるため、毎日数時間はRA業務をこなし、並行して英語学習や大学の勉強、課外で取り組んでいた学生団体の活動、アルバイトと、毎日充実した日々を過ごしていました。


RAとしてさまざまな体験をしてきたが、思い出に残ったイベントのひとつとして、RM(レジデント・ミーティング)の企画・運営がある。

日本にやってきた留学生をはじめとする全入居者を対象に、「結」での過ごし方などを解説するイベントだが、最初は全員参加するものの2回目以降は人が集まりにくいという課題があった。

その課題解決をめざし、具体的には以下のような内容でRMに取り組んだ。

  • 「the greatest show」をテーマに、ワクワクするような動画をオープニング用に作成
  • 登壇者が一方的に台本を読むような従来のスピーチを改めミュージカル風に演出
  • 参加者にも質問などを投げかけ、双方向の参加型のイベントに
▲ 「結」の入居学生を対象としたミーティングをミュージカル風に演出

結果、会場は大いに盛り上がり、2回目以降のRM参加のリピート率も向上した。

大江くん
大江くん

「結」で生活していると、本当にさまざまな国の留学生と交流することができ、日本にいながら留学しているような体験ができるので、国際交流に興味がある方には特におすすめです!

さまざまなイベントを企画・運営し、留学生をもてなす

▲ 学期の最後に行われるFarewell partyで大トリを務め、会場を盛り上げた

その他、「結」のRAが主催したものとして、

  • 餅つき
  • egg hunt(イースターの際に子どもたちが飾り付けた卵=イースターエッグを探すゲーム
  • YUI CUP(体育大会のようなもの)
  • Dodge Around The World(ドッジボール大会)

など、数百人規模で開催したイベントも多数手がけた。


各学期の最後に行われるFarewell party(お別れパーティー)では、レジデント時代から過去2回ステージに上がり、パフォーマンスを行った。

1回目は大トリを任され留学生と3人で歌(Take Me Home Country Roads)をうたい、会場全体を盛り上げた。2回目はトップバッターを任され、留学生と2人で歌ダンスメドレーを披露し、会場を温めた。

大江くん
大江くん

「結」のRAは、「これをやりたい」が叶う環境だと思っています。そんなさまざまなイベントや日々の生活を通じて留学生たちと交流を深め、自身も成長していけるところが最大の魅力ではないでしょうか。


各イベントは学生であるRAが主体で企画・運営しているが、実現するまでには「結」担当の職員の了解を取り付けるとともに、関係各所への手配や認証も求められる。

学生たちからあがってくる「やりたいこと」を実現するために必要な要件を調整し、交渉するのもRAの役割となる。

大江くん
大江くん

それらのRAの活動を通じて、企画を実現するための調整力や折衝力など、社会に出てからも役立ちそうなスキルを育むことができました。

長期休暇を利用して海外へ

大江さんが関西外大に進学した理由のひとつに、留学制度が充実していたことがある。

留学に行きたいと考えた理由は、

  • 海外の方との交流を通じて英語力を伸ばす
  • 海外での生活を経験する

ことが主な目的としてあった。

大江くん
大江くん

実際に関西外大で学んでみて、前者は学内でも実現できると感じました。また「結」での生活や学内の国際交流が充実していたのでこのまま継続し、海外経験は長期休暇を利用し、自分で旅をすればいいのではと考えるようになりました。


実際にその目標を実現し、

  • 1年次の春休みの約1カ月間の東南アジア旅行
  • 3年次の夏休みの約1カ月間のオーストラリア旅行

を体験し、現地でさまざまな人たちと交流を深めた。

東南アジアはバックパッカーとして、

  • ベトナム
  • マレーシア
  • フィリピン
  • シンガポール

を周った。コロナ禍が一段落した頃で、現地の人とも積極的に関わることができたという。

大江くん
大江くん

例えば、マレーシアで知り合ったインドネシアの方と1日中いっしょに観光し、車で3時間かけてホテルまで送ってもらったりもしました。


文化や宗教など、多くの価値観をこの旅を通して体感でき、「世界は面白い! 世界中をもっと旅したい!」と実感しました。

キャンピングカーでオーストラリアを縦断

オーストラリアは友人2人といっしょにキャンピングカーを借り、ケアンズからシドニーまでを縦断した。

日本で国際免許を取得した後に渡航し、縦断旅行は都市部ではなく、一般的な観光ではなかなか足を踏み入れない田舎町を意識的に訪れた(現地の方で、「初めて日本人と会った」という人にも遭遇する)。


ちなみに、ケアンズとシドニーの直線距離は約1,960㎞。

東京と大阪の直線距離約400kmのおよそ5倍の距離となる。

大江くん
大江くん

進み続けないと帰れない、少々過酷な旅でしたが、「生きていること」を実感することができました。


行く先々で現地の方と交流できたのもいい思い出です。田舎の方は訛りがひどくて、何を言っているのかわからないことも間々ありました(笑)。

関西外大で知り合った外国人留学生との国内旅行も

▲ 留学生といっしょに北海道をヒッチハイクで回った

海外旅行だけに限らず、国内の旅行にも定期的に出かけている。

「結」主催のフィールドトリップのほか、2年次の夏休みに個人で企画した留学生との旅行では北海道を訪れた。

  • 千歳空港からエスコンフィールドHOKKAIDO(北広島市)
  • 札幌市内から小樽市

など、北海道旅行の全工程をヒッチハイクで移動した。

大江くん
大江くん

ヒッチハイクの旅は不安もありましたが、皆さん比較的スムーズに受け入れて下さり、北海道の人たちの優しさに触れることができました。留学生の友人たちとともに、北海道旅行を満喫でき、最高の夏の思い出になっています!

留学生との再会を目的とした世界一周旅行を計画

▲ 誕生日パーティーの様子。留学生の友人も数多く集まってくれた

入居している「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」(国際寮)で知り合った友人をはじめ、関西外大で過ごした4年間を通じて、数多くの留学生たちと友だちになった。

そんな留学生との交流は彼らが帰国した後も続いており、在学中に彼らとの再会を目的に、世界旅行に出るのも目標のひとつになっている。


北米からヨーロッパ、アジア、南半球のオーストラリアまで、世界中に友だちができ、 時間とお金が許す限り、できるだけたくさんの国を回りたいと思っているという。

大江くん
大江くん

卒業するまでの間に、関西外大で知り合った友人たちに会いに行くことを目的に世界を回れたら楽しいなと思って。


アルバイトで現在お金を貯めているところで、みんなとの再会を今から楽しみにしています!

学生団体「Nagomi School」を立ち上げる

課外活動としては、3年次の春に「Nagomi School」(@nagomi_school_in_japanを立ち上げた。

「国際交流」と「社会貢献」を活動の柱とし、地域の人々や社会人の方とも交流できる場を作りたいと思ったことが団体を作る動機となり、毎月1回イベントを開催している。

具体的には、

  • 留学生を中心とした国際交流イベント
  • 企業とのコラボイベント(餅つきイベント、お花見、ピザ焼き体験イベント etc.)
  • 近隣の小学校とのコラボイベント

などを行っている。


▲ スーツを着て営業活動に取り組む

企業や小学校のつながりに関しては、メンバーである友人たちと営業に回り、活動の理念を伝え、協力を仰いだ。

例えば、関西外大の隣にある枚方市立禁野(きんや)小学校と共同で行ったイベントでは、 日本の小学生(3年~6年)とベトナムの小学生約200人をつなぎ、オンラインでの国際交流を実現。

Nagomi Schoolのメンバーがファシリテーター兼通訳として入って、英語が苦手な子どもたちをサポートし、これまでに複数回交流イベントを開催している。

大江くん
大江くん

提案した際、小学校の先生からは「言葉の壁」を心配する声がありましたが、私たちが通訳として間に入ることでスムーズにイベントを進行できました。


「英語が通じた!」と生徒たちが生き生きとイベントに取り組み、校長先生からも「子どもたちが喜んでいた」と報告をいただき、うれしかったです。

ファシリテーターとして日本人の学生のほか、

  • アメリカ
  • カナダ
  • メキシコ

出身の留学生も参加し、イベントを盛り上げてくれた。

大江くん
大江くん

多くの学生を巻き込み、そのうえで社会貢献もでき、やりがいは大きかったです。

Instagram

企業とのコラボレーションに関しては、関西外大がある枚方の企業と知り合いを介してつながりを持ち、留学生も含む、さまざまな交流イベントに取り組んだ。

学外の企業といっしょにイベント(お花見、ピザ焼き体験イベントなど)を行うということで、制約も少なからずあり、その調整などは大変だったが、学ぶことも多かったという。

大江くん
大江くん

打ち合わせ日時の調整、書類の作成、言葉づかい、ビジネスメールの書き方など、実務をこなしていくなかで最低限必要なビジネススキルなども身に付けることができ、大変勉強になりました。

EXPO 2025 大阪・関西万博などアルバイトも

▲ EXPO 2025 大阪・関西万博のアルバイトで、オランダのVIPの対応をしたときの一枚。「神対応だった!」と絶賛いただき、名刺も頂戴しました

大学の授業での英語の勉強、国際寮である「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」のRA、学生団体の活動に海外旅行と、大江さんのキャンパスライフは何かと忙しく、充実している。

アルバイトをしている暇はなさそうに思えるが、実はさまざまなアルバイトを体験しており、

  • EXPO 2025 大阪・関西万博
  • アマーク・ド・パラディICC(学内にあるイタリアンカフェ・レストラン)
  • 飲食店(お好み焼き屋さん、ハンバーガー屋さん、etc.)
  • 派遣単発バイト

など、1年次から現在に至るまで、同時並行で多様なアルバイトに取り組んでいる。


学内のアルバイトとしては、関西外大のOC(オープンキャンパス)スタッフとしても活動する。

▲ 2025年5月のオープンキャンパスで、英米語学科の「外大生と話そう!」のブースの学生スタッフたちといっしょに
大江くん
大江くん

高校生が在学生と直接対話できる「外大生と話そう!」というブースを担当。高校生の皆さんから「英語力に自信がない」と相談をよく受けますが、その際は「入学当初、英語力ゼロだった私が、今ではこんな経験をしている」と自らの体験談を、さまざまな活動の写真とともに紹介し、「英語が喋れなくても大丈夫!」と勇気づける内容を話しています。


また、EXPO 2025 大阪・関西万博では、西ゲートのスタッフとして働いている。

途中から英語力を買われVIP対応の業務にも抜擢され、各国の大使館の職員や政治家、有名人などのアテンドを担当している。

大江くん
大江くん

万博のスタッフに限らず、アルバイトでも自分の興味関心に合わせ、自身の成長につなげられればと仕事に取り組んでいます。

さいごに

某有名私学の理系学部に進むも進路変更し、「苦手だった英語を克服し、世界で活躍できる人材になりたい!」と関西外大に入学した大江さん。


学科での英語の勉強、学内外での留学生との交流、「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」(国際寮)での活動などを通じて語学力、社会人基礎力を高めることができたという。

英語が苦手な高校生の方へのアドバイスとして、関西外大で学んでよかったところを聞くと「ネイティブの人たちと直接話をする機会が多いこと」と返ってきた。

大江くん
大江くん

ネイティブの先生はもちろん、留学生とコミュニケーションを取る機会が多く、対話を通じて“生きた英語”に触れられるのが何より勉強になりました。


 例えば、「文法的には正しいけど、日常会話ではこんな風には言わないよ」と教えてくれたり、過去形や未来形のニュアンスをネイティブ視点で説明してくれたり、毎日の会話が実践の場になっていて、すごく理解が深まりました。


語学以外の授業も充実し、例えば現在受講しているマーケティング関連の授業では、英語でのプレゼンテーションについて学ぶほか、動画制作などにも取り組んでいる。

チームでプレゼンの中身を詰め、学外のビジネスコンテストにも参加する予定だ。


そんな関西外大での4年間で身に付けた語学力と、英語プラスαのスキルを武器に就職活動にも取り組み、取材時の段階で人材業界の企業から内定を獲得している。

大江くん
大江くん

就職活動は、海外に支社があるなどグローバルに働ける環境であることを軸に取り組んでいます。最終的な進路はまだ確定していませんが、将来的には世界を舞台に活躍できる人材になるのが目標です。


今は「挑戦の途中」。まだまだ自分の可能性を広げたいし、これからもっとたくさんの経験を積み、自らを成長させていければと思っています。


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