こんにちは、学生広報スタッフの嘉祥寺音羽(英語国際学科3年)です!
関西外大のイベントの1つである「文化フェス」が今年もやってきました!
そもそも「文化フェス」とは…
2023年までは文化博覧会という名称で行われ、主に文化系クラブ・サークルが発表を行うイベントとして開催。
2024年より「文化フェス」と改称し、来場者参加型イベントをはじめ、キッチンカーやスペシャルゲストの招致など、内容が拡充されました。
来場者数も2,000名を超え、現役の関西外大生はもちろん、一般の方も含め、数多くの方に参加いただけました。

この記事では、そんなアップデートされた「文化フェス」の様子をレポートします!
今回イベントのテーマは「with」です。
関西外大「文化フェス2024」

「文化フェス」は学生主体で企画・運営され(=文化フェス実行委員会主催)、2024年6月30日に関西外大中宮キャンパスで開催されました。
イベントは、
- TALK SHOW(なかやまきんに君さん)
- with FOOD FESTA(キッチンカー)
- with MEMORY(来場者参加型企画)
- with FUN(クラブ・サークルの展示、模擬店など)
- with PERFORMANCE(クラブ・サークルによるダンス・歌のパフォーマンス)
などが行われ、外大生はもちろん、一般の方も来場することができ、学内は大いに盛り上がっていました。

参加者と企画・運営者の声とともにレポートします!
with FUN 文化系クラブ・サークルのイベント!

あらゆる文化系クラブ・サークルによる模擬店や展示、パフォーマンスが行われていました。
その様子を紹介します。
クラブ・サークル展示
出版文芸部C.P.C.

出版文芸部では、部誌の配布とおすすめ本の展示が行われていました。
部誌は中身の小説はもちろん、表紙も含む一冊すべてが出版文芸部員オリジナル!
一般参加者の方々からは、「掲載しているのはオリジナルの作品ですか?」など、部誌に関するさまざまな質問が投げかけられていました。

部員のおすすめ本として、小説や漫画などが展示され、中には関西外大の赤本も紹介されていました。
写真部

写真部のみなさんが、日本全国で撮影した作品がたくさん展示されていました。
今回のテーマは、「自然」。花や空、海など季節を感じられる写真でした。

どの写真も綺麗で、実際にその地を訪れたかのような気持ちになりました。
写真部に所属している
- 堀越 千陽さん(英米語学科3年)
- 藤島 凌雅さん(スペイン語学科3年)
にお話を聞いてみました!


こちらはどこで撮影されたのですか?

奈良県にある馬見丘陵公園で撮影しました。

写真のコンセプトを教えてください!

ひまわり畑と青空が印象的な写真で、日本の夏を感じさせる作品に仕上げました。


撮影場所は?

福岡県の糸島市で撮影しました。

写真のコンセプトを教えてください!

圧縮効果で奥行きを持たせて、奥側の部分にだけ自然光を当てることを意識しました。
書道部 「墨友會」

書道部のみなさんが書いた作品が、
- ミニうちわ
- 色紙
など、いろいろな形で展示されていました。
中には魚に関する漢字クイズもあり、参加者はこれは読めるあれは読めないと苦戦している様子でした。


どの字も達筆で、迫力がありました。
華道部

華道部の部員が生けた花が教室に展示されていました。
花はカラフルで、花瓶もそれぞれの花に合わせたものになっており、一本一本が引き立っていました。
英語研究会 E.S.S.

英語研究会では、日常的によく使う単語やフレーズを使って英語力を向上させるゲームが開催されていました。

初心者でも無理なく参加できるよう馴染みのある英単語を中心に取り上げ、みんなが楽しめるように工夫されていました。
スペイン語会話部

スペイン語会話部では、スペインの文化や歴史など、同国について広く深く知ることができる展示が多数ありました。
中にはクイズもあり、参加者同士クイズを出し合って楽しんでいました。


日本でも馴染みのある郷土料理や、ダリ、ピカソといった有名な芸術家を切り口にするなどスペインについてあまり知らない方でも同国の文化や風土が楽しめるように工夫されていました。
with PERFORMANCE(ダンス・歌のパフォーマンス)

クラブ・サークルによるライブパフォーマンスは、教室、円形ステージで開催され、
- アカペラサークル「Vox Chord」
- ダンス部 「NOD crew」
- ギター部
- フラメンコ部「Anda Jaleo」
がそれぞれ日頃の練習の成果を発表しました。
歌のパフォーマンス

アカペラサークル「Vox Chord」やギター部の各バンドによる演奏、パフォーマンスが行われました。
邦楽、洋楽問わず、さまざまな楽曲が披露され、会場を盛り上げてくれました。


きれいなハモリや歌声、ギターの音色など、それぞれの演者が日頃の練習の成果をステージにぶつけました。
ダンスパフォーマンス

文化祭でもお馴染みの円形ステージのダンスパフォーマンス。
今回の文化フェスでも、ダンス部・ダンスサークルの各グループが、華麗なダンスを披露してくれました。
その他、フラメンコ部「Anda Jaleo」のパフォーマンスも。


ダンスステージは関西外大の定番イベント。毎回、会場が多いに盛り上がります!
学内にキッチンカー!? 世界の食を楽しむ!

アメリカやヨーロッパ、アジア、メキシコと、世界各国の食文化を堪能できるキッチンカーが複数出店していました。
それぞれのキッチンカーでは、各国を代表する
- フィッシュフライバーガー
- スペイン風チュロス
- タピオカミルクティー
- 台湾シェイク
- ブリトー
などの料理が販売されていました。

どのキッチンカーも行列ができており、みなさん「美味しい!」と、世界各国の食を楽しんでいました。
ゲストによるトークショー!
「なかやまきんに君」さんが来学!

特別ゲストとしてボディビルダー、俳優、YouTuber、お笑いタレントとさまざまな分野で活躍している「なかやまきんに君」さんが登壇。
事前申込制で、関西外大の学生だけでなく、一般の方も多く参加していました。
トークショーでは、筋肉留学のお話に加え、「パワー――」などお馴染みのネタを披露していました。

それぞれ参加型のトークやネタで、会場内は歓声や拍手が飛び交っていました。
トークショー参加者の感想
トークショーに参加した、髙橋 悠記さん(英語国際学科4年)と田原 野々花さん(英語国際学科3年)に感想をいただきました!
なかやまきんに君さんは「可能性は無限大」だと教えてくれました。私は海外旅行の経験はありましたが、留学に関してはイギリスへの短期留学を選択。長期留学にチャレンジする勇気が持てませんでした。しかし、今回の講演を聴き、「留学は学生の間だけでなく、やる気さえあれば年齢に関係なくできるもの」ということを再認識しました。
周囲の反対に負けずに努力することは難しいですが、きんに君さんの言葉を聴いて勇気が湧いてきました。最前列でこの言葉に触れることができ、一生の思い出になりました!
髙橋さん
いつか自分の目でなかやまきんに君さんの「パワーハッ(笑顔)」を見てみたいと思っていたので、その夢が叶い幸せでした。
とても素敵な方で、前向きな言葉や熱量からたくさんパワーをいただきました。夢に向けて苦しいことが少なくありませんが、なかやまきんに君さんから学んだことを活かし、自分らしく挑戦していきたいです。
田原さん
また、併せて今回の文化フェス全体の感想も伺うことができたので、掲載させてもらいます。
イメージしていたお祭りのようなイベントではなかったが、普段目にしない学内の部活動に焦点が当たっていてとても興味深かったです。
私が知らないだけで関西外大の学生は各自がいろいろなものに熱中し、仲間を作って楽しんでいることが伝わり、私自身もこれからの大学生活がより一層楽しみになりました! かっこよくギターを弾いたり綺麗な字を書いたりするのは憧れですね…。
渡邊 遥香さん(英米語学科2年)
文化フェス企画・運営者の声

今回のイベントは、文化フェス実行委員会の学生たちが企画・運営を手がけました。
同委員会を代表して、メンバーの大矢 夏鈴さん(英語国際学科4年)にインタビューを行いました。
また、同じく文化フェス運営役員の島原 京吾さん(英米語学科4年)と北島 敬太さん(英米語学科2年)にも一言感想をいただきました。以下でご紹介します!
文化フェス実行委員会・大矢さんインタビュー

――文化フェスでどのような役割を担いましたか?

副企画として、企画イベントの運営を行いました。
具体的には、関西外大中宮キャンパスの象徴である円形ステージにて開催された「発表イベント」の企画、運営をメインに担当。また、文化フェス全体の運営も担いました。
――今回のテーマは「with」ということですが、そこに込められた思いは?

文化フェスを運営する文化会本部役員と、関西外大の一般学生から募集した実活生※、そして文化フェス参加者である文化系クラブ、サークルが一帯となって1つのイベントを作り上げていこうという思いから、「with」をイベントタイトルにしました。
※ 実行委員活動生の略称で、文化会役員から構成される実行委員とは別に一般の外大生から募集されたスタッフのこと。主に立て看板や各種企画イベントに必要な物品などの制作と、当日の運営のサポートを担当する。
――工夫した点や特に力を入れて取り組んだことは?

目的の1つは、関西外大の文化系クラブ・サークルの魅力を学内外に発信することです。また、昨年度までは「文化博覧会」という名前でイベントを開催していましたが、特に在学生にはイベントの認知度が低く、来場者数が伸び悩んでいることも課題だったので、その改善にもチカラを入れました。
――それが「文化フェス」というイベントタイトルの変更につながったわけですね。

はい! イベントに参加するクラブ・サークル生や実活生だけでなく、関西外大生の誰もが身近に楽しんでもらえるイベントになるよう意識しました。
具体的な取り組みとして、初の試みとなる「トークショー」をはじめ、「キッチンカー」を誘致したフードフェスなどを企画しました。
――活動を通して、大変だったことは?

過去のイベント(=文化博覧会)来場者数を超えることを目標に、イベント内容の拡充とともに「外大生の記憶に残るイベント」にするための企画づくりには苦労しました。
トークショーやキッチンカーで来場者数を増やすだけでなく、クラブ・サークルが日頃の活動の成果を発表する展示ブースやステージ、模擬店にどうしたら来場者の方が興味を持って訪れてくれるか、というところにも頭を悩ました。
――具体的にはどのような施策を考えられたのですか?

例えば、スタンプラリーを開催して楽しみながら各模擬店を回ってもらう工夫をしたり、キャンパス内にメッセージブースを設置し、来場者の方には「見て・回って・楽しむ」をテーマに実活生とともに、宣伝物や装飾物を作成しました。
文化フェスの準備期間、イベント当日ともに役員と実活生は常に協力し合いながら、イベント運営に全力を尽くしました。
――活動を通して、うれしかったことや、やりがいに感じたことを教えてください。

周りのスタッフから、「参加してよかった」「準備作業も含め、毎回楽しみ」など感謝の言葉をもらったときが何よりうれしかったです。
また、文化フェスまで全力で準備に取り組んでくれていたみんなの姿を目にすることが、運営を担当する私自身の大きなやりがいにもなり、大学生活において一番の思い出になりました!
――文化フェスを振り返って、感想をお願いします。

3月ごろから文化フェスの準備を始め、最初は企画がなかなかカタチにならず焦りや不安でいっぱいでしたが、実活生とともに文化フェス当日まで全力で取り組み、なんとか最後までやり切ることができました。
文化フェス当日はたくさんの笑顔を見ることができて、大きなイベントを成し遂げた実感とうれしさでいっぱいです。文化フェスに来てくださった皆さん、ありがとうございました。
――さいごに、次のイベントの告知などがありましたら。

次の大きなイベントとしては、10月末に外大祭(学園祭)が開催されます。さまざまな企画イベント、飲食模擬店、クラブ・サークルの発表模擬店等がありますのでぜひお越しください。
外大祭でお会いできるのを楽しみにしてます!
文化フェス運営役員の感想
島原さん(備品担当)
文化フェス開催に向け、去年から準備してきました。当日は参加者の多くの笑顔を見れてよかったです。
北島さん(スタンプラリー担当)
たくさんのスタッフが準備に関わり、各学生が熱意を持って取り組むことで、去年よりも飛躍的に来場者が増え、新生「文化フェス」の大きな一歩を踏み出すことができました。
さいごに

この記事では、文化博覧会から名称変更して初となった2024年6月30日に開催された「文化フェス」の様子をレポートしました!
レポートしたイベント以外にも、
MJA部、I.F.C. 国際親善部、JAZZ 研究会 BEATs、ボランティア団体レオクラブ、美術部 FAC、映画研究部、国際事情研究部、箏曲部、演劇部「劇団しん」、MUSIC MIND、キャバーンクラブ、Sound Creation、軽音楽部による展示・パフォーマンス(with FUN、with PERFORMANCE)
模擬店を巡って全てのスタンプを集めると閉会式で行われる抽選会に参加でき、当選すると超豪華景品がもらえるスタンプラリー
それぞれの思い出やメッセージを書いて1つのカラフルなユニコーンを完成させるメッセージボード(with MEMORY)
など、クラブ・サークルに所属している学生の企画だけでなく、スタンプラリーやメッセージボードなどの来場者参加型の企画もあり、会場内にいる全員が楽しめるイベントが数多く用意されていました。

来年以降の「文化フェス」もご期待ください!