コロナ時代の社会問題について考える課題解決型プロジェクト
カナダ、ハンバー大学が立地するトロント市と連携して同市が抱える課題の解決を探るプロジェクトで、33ヵ国564人を巻き込んだ6週間にわたるこの大規模プロジェクトに、関西外大から13人が参加しました。
テーマとして「トロント市のコロナ禍からの復興」が掲げられ、参加者はグループに分かれ、「文化・芸術」「経済発展」「健康・ウェルネス」「ソーシャルイノベーション」のいずれかの分野から研究テーマを選定し課題に取り組みました。
プロジェクト期間中は、テーマに関するリサーチやプレゼンテーションの作成に加え、「ミニ・チャレンジ」として、チーム名とロゴを考えるグループワークや、窓から見える景色をイラストにしてチームメンバーと共有するといった取り組みも実施されました。
▲チームナンバー「8」と「∞(インフィニティ―、無限)」を掛け合わせたオリジナリティー溢れるチームロゴ
また、ハンバー大学のキャリア支援センターによる、本プロジェクトの成果が社会に出た際にどのように役立つか、不透明な時代を生き抜くために必要なスキルについてのワークショップも開催。
さらに、ものごとを多面的に見る力を養うシステム・シンキングのレクチャーも行われました。
プロジェクト終了後、参加学生たちのコメント
様々な国の学生と交流できてよかったです。意欲的なメンバーばかりで刺激を受けました。
プロジェクトを通して、これからの時代に必要なクリティカルシンキングや異文化コミュニケーション力も身に付きました。
優秀8チーム入りを果たした、外国語学部4年の西居明花さんのコメント
オンラインでの取組みでもこれだけ成し遂げたのだ、という達成感がありました。独創性があり、さまざまな視野をもつ人たちと力を合わせれば、いかに素晴らしい結果をもたらすことができるかが分かりました