7府県の高校教員対象に入試説明会 129校の141人が参加

 近畿2府4県と三重県の高校教員を対象にした入試説明会が7月3日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれ、129校の141人が参加しました。新型コロナウイルス感染予防のため、マスクの着用や会場入り口での検温、アルコール消毒、座席を空けて座るなどの対策が徹底されました。

▲高校教員対象の入試説明会。感染予防のため座席を空けて座る参加者

 まず大庭幸男学長があいさつし、本学のコロナ対応に触れて「新しい形のオンライン留学なども模索しながら、これまで培ってきた国際教育の充実に努めたい」と語りました。続いて、入試広報企画部の稲増哲次長が学部・学科や留学制度、メディアの大学ランキングなどについて紹介した後、嶌岡忠彦次長(入試業務課担当)が2021年度入試実施概要について、「昨年と大幅な変更はありません」として、試験別の日程や試験内容を説明しました。

  この後、駿台教育研究所の納屋健氏が「2020年度入試結果と2021年度入試の動向について」と題して講演しました。2020年度の結果については、主要大学の志願倍率が伸びず、受験生の慎重な姿勢が強まっているとの見方が示されました。21年度の入試動向については、コロナの影響は予測不可能としつつ、学力上位層と中堅・下位層、都市部と地方の二つの二極化が進み、文低理高傾向が続くとの見通しが紹介されました。


▲入試に関する個別相談をする参加者

 会場を講堂ロビーに移した個別相談会では、入試関係のほか、留学や就職、学生生活、履修などテーマごとに5つのグループに分かれ、担当部署の職員が質問に答えました。入試については、英語資格試験の取り扱い、口頭試問などに関する質問が出ていました。
 
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