「満足度は大幅にアップ」短期大学部卒業生の在学成果測定調査結果を発表

  今年3月の短期大学部の卒業生に対して在学時の満足度を調査した結果が、8日開かれたKGCベーシックスFD研修会で発表されました。総合満足度は79%で、4年前の調査よりも大きくアップしていました。


▲今春の短大卒業生の満足度が発表されたKGCベーシックスFD研修会

 有効回収率は56%。2016年3月の卒業生の回答データと比較、分析しました。
 学部への編入学や就職など進路についての満足度は、4年前を10ポイント以上上回る80%に達しました。進路決定の参考にした情報としては「KGCベーシックス」「友人への相談」「ネット検索」などが高い利用率を示しました。
 教育満足度は横バイ。入学時に身に付けたいと思っていたこととその実現度を尋ねてみたところ、「チームで働く力」「プレゼンテーション能力」「課題解決能力」が大きく実現度を伸ばしており、在学中に実社会が求めている人間力を獲得したと感じる卒業生が多いことが分かりました。
 またこの研修会では、春学期のオンライン授業についての総括が報告されました。
 双方向型のZoomや、教員の姿の入ったオンデマンド型の授業について、「わかりやすかった」と考える学生が多かったことがわかりました。
 また学生からは、良かった点として「時間を気にせず受講できた」「自分のペースで受講できた」などが挙がりました。一方で、「課題が多くて大変だった」という声が多く挙がっていました。
 
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