「オランダに届け!海外ビジネスワークショップ」発表会を開催

 Intercultural Engagement Programの一環で「海外ビジネスワークショップ」の最終発表会が12月4日に開催されました。同ワークショップは、10月末から約6週間にわたり、オランダに拠点をもつ日本企業と共同企画で行われました。ロッテルダム応用科学大学インターン生2人もメンターとして参加、海外ビジネスのノウハウを学べる貴重な機会となりました。

 ワークショップには、外大生29人が参加し、期間中、週2回オンラインでロッテルダム応用科学大学のインターン生から海外ビジネスについて学びました。そのほか、外大生らは、7チームに分かれ「日本のビーガン食材・商品をオランダで販売しよう」というテーマのもと、参画企業への発表も行いました。


▲インターン生としてメンター役を務めたジルさんとマックスさん

 ワークショップ前半は主に市場分析ツールや商品のローカライズする方法などについて学び、後半はオンライン上での効果的なプレゼンテーションについてレクチャーを受けました。


▲オランダにおける食品業界の動向や、商品のローカライズ方法を紹介するスライド

 12月4日の最終発表会では、各チームによる商品発表が行われました。映像を使うなど、趣向を凝らしたプレゼンテーションが繰り広げられました。

<7チームの商品リスト (発表順)>
1:Teriyaki vegan pizza 
2:Japanese vegan tai-yaki
3:Hina bowl
4:Vegan tempura udon
5:Japanese vegan bento
6:High protein tofu
7:Okonomiyaki 


▲最終発表会の様子(オンラインという特性を活かして動画や音楽を盛り込んだ発表となりました)

 審査員を務めて頂いた日本企業の担当者からは「SNSなどのインターネットを存分に活用してオランダ市場のニーズを掴みつつ、見るものを飽きさせない工夫もあって非常に質の高い発表だった」と評価を受けました。

 最優秀賞は、現地の冷凍食品市場の特性を調べ上げ、実際に商品化の可能性が高いことが評価され「照り焼きビーガンピザ」が選ばれました。
 

▲最優秀賞に選ばれた「Teriyaki vegan pizza」 

 参加した学生は「市場リサーチやターゲティングなどマーケティングに関する実践的な知識が深まりました」「初めてプロジェクトリーダーを務め、役割分担の仕方やスケジューリングなど、多くのスキルを学ぶことができました」「ビーガン・ベジタリアン食品への新しい価値を発見することができました」と話していました。
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