英語キャリア学科の学修成果発表会が開かれ、小谷陽香さんが「学長賞」と「ベスト英キャリ賞」に輝きました

 英語キャリア学部英語キャリア学科で学ぶ4年生が、学びの集大成としてそれぞれの複合研究での内容や成果を発表する学修成果発表会が1月20日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれました。今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、12月にオンラインで実施した予選の上位3人がプレゼンテーションを行い、会場に来ることができない学生のためにオンラインで生配信されました。


▲ソーシャルディスタンスをとってプレゼンテーションを聞きました

 英語キャリア学科の最終学年では、「英語学」「国際教養」「英語教育学」「グローバル・ビジネス」「英語文学」の5分野から専門分野を選び、複合的に調査・研究します。今年度は、4年生がBlackboardを使って5段階評価で投票する予選を行い、ポイント数が多かった辻耕仁さん、明石萌笑さん、小谷陽香さんの3人がプレゼンテーションしました。


▲会場に来ることができない学生には生配信されました

 発表は質疑応答を含み1人当たり15分で、大庭幸男学長をはじめ、アカデミック・アドバイザー、スタディアプロード・アドバイザー、キャリア・アドバイザーのほか、この日参加した英語キャリア学科の学生全員が審査員となり、審査しました。

 審査の結果、ソーシャルメディアへの投稿を基に現在の英語教育の問題点を洗い出して提言した小谷さんの「負傷学習者 国内で多発中!」が、教員の投票で決める「学長賞」と、参加学生全員の投票で決める「ベスト英キャリ賞」の2賞に輝きました。小谷さんに賞状と副賞が贈られました。


▲大庭学長から学長賞を受け取る小谷さん

 また「教えない教育の有用性と実践法」をテーマに、実現半ばの21世紀型教育に鋭く切り込み、理論と実践方法を提案した辻さんと、「Cultural appropriation:Misappropriation or Appreciation?」をテーマに、文化の「盗用」の定義について考察し不本意に行わない心構えを提言した明石さんに、優秀賞の賞状と副賞が贈られました。


▲プレゼンテーションした(左から)辻さん、小谷さん、明石さん

このほか、オンラインでの予選を通過した他の6人に優秀賞が贈られ、賞状が手渡されました。


▲優秀賞の表彰を受けるオンライン予選を通過した皆さん

 講評で、英語キャリア学科長の岡田伸夫教授は「知性や感性、人間的な魅力がにじんだすばらしいプレゼンでした。本学で培った知識や技術、主体性などをさらにブラッシュアップして活躍されることを祈念します」と述べました。


▲迫力あるプレゼンテーションに惜しみない拍手が送られました

 オンライン予選を通過して優秀賞を獲得したのは次の皆さんです
・渡慶次晴絵 さん「『環境にやさしい生活者』をこの手で生み出す-マーケティングとは何をすることか-」
・興梠 月乃 さん「日本の技術研修制度についての考察~今後の日本社会において技能研修制度は本当に必要であるのか~」
・堀口大治朗 さん「コーヒーにおけるビジネスモデルの提案 コーヒー農家への支援に向けて」
・尾葉石結花 さん「コロナ禍と闘う旅行業界の復活シナリオ」
・尾西あゆ美 さん「Rabbit.Runに学ぶ自己の存在意義の探求」
・權  果納 さん「THE SUCCESS OF PIZZA 4P'S MARKETING」


 
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