2020年度学長賞を2つの団体と5人に授与しました

 2020年度の学長賞の授与式が3月2日、中宮キャンパス本館の理事長室で行われました。2つの団体と5人が、大庭幸男学長から表彰状と副賞を授与されました。


▲大庭幸男学長をはさんで学長賞の受賞を喜びました

 学長賞を受章したのは、チアリーダー部PYRATES(主将・小西章世さん)▼外大祭実行委員会(委員長・阪本翔哉さん)の2団体と、西出優月さん(英語国際学部3年)▼森美月さん(外国語学部3年)▼辻耕仁さん(英語キャリア学部4年)▼村上達哉さん(英語キャリア学部4年)▼小山幸さん(外国語学部4年)の5人です。


▲チアリーダー部PYRATES主将の小西さん

 チアリーダー部PYRATESは、第29回関西チアリーディング選手権で、division1に出場したAチームが優勝、division2に出場したBチームが準優勝しました。メインの演技であるスタンツ(人を持ち上げてフロアより高い位置で支える技)ができないなどの制約がありましたが、高度な技に頼らずに美しい演技を心掛けたことが奏功しました。


▲外大祭実行委員会の委員長を務めた阪本さん

 外大祭実行委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大から大学祭を中止する大学が多い中で、オンライン外大祭2020を企画しました。ライブ配信企画、WEB参加企画、動画配信企画の三本柱で実施したところ、海外も含めて約1万回のアクセスを記録しました。コロナ禍の外大祭でみんなが励まされました。


▲陸上3000メートル障害で好記録を出した西出さん

 女子駅伝部の西出さんは、3000メートル障害で自己ベストを更新する好記録が続きました。日本陸上選手権では関西学生新記録の9分55秒01で5位を飾ったほか、日本学生陸上競技対校選手権(日本インカレ)で3位、ゴールデングランプリ陸上で4位に食い込みました。また、日本オリンピック委員会から陸上競技で「オリンピック強化指定選手」の認定を受けました。


▲谷本杯英語弁論大会で3位を飾った森さん

 E.S.S.の森さんは、第53回谷本杯争奪英語弁論大会で3位となりました。本学E.S.S.が主催する谷本杯は、半世紀以上の歴史をもち、国内の大学を対象にした英語弁論大会ではトップレベルの大会です。今回は初のオンライン開催となり、関東の強豪校からの参加が増えたハイレベルの争いの中での好成績でした。


▲IEPを成功に導いた(左橋)小山さん(右から)村上さん、辻さん

 辻さん、村上さん、小山さんの3人は、バーチャルによる新たな国際交流の取り組み「Intercultural Engagement Program(IEP)」でプロジェクトマネジャーを務めました。7つのテーマを統括して135のイベントを実施し、オンラインを利用した新たな国際交流プログラムを編み出して成功に導きました。


▲大庭学長から励ましを受ける受賞したみなさん

 授与に続いて大庭幸男学長が、それぞれの受賞者に励ましの言葉を送りました。

 チアリーダー部主将の小西さん、西出さん、森さんに対しては「たゆまぬ努力と精進で素晴らしい成果を残されました。皆さんの人生の良き弾みとなるだけでなく、在学生には良い刺激となり、本学にとっても名誉となりました」と評価しました。

 また、外大祭実行委員会の委員長を務めた阪本さんとIEPを成功に導いた辻さん、村上さん、小山さんには「どちらのイベントも一からのスタートでご苦労が多かったことでしょう。学生には大きな励ましとなり、火の消えたようだったキャンパスに希望の光を与えてくれました」とたたえました。








 
一覧を見る