学位記授与式の2日目が挙行されました。英語国際学部/短期大学部

 2020年度の学位授与式が前日に続き3月14日、挙行されました。この日は、英語国際学部と短期大学部の授与式がありました。


▲式が始まる前に記念撮影が続きました

 御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで行われた英語国際学部の授与式は、午前と午後の2回に分けて行われました。


▲英語国際学部の授与式は谷本ホールで挙行されました

 英語国際学部の卒業生は844人で、総代の大西辺留さんが大庭幸男学長から学位記を受け取りました。大西さんは「学研都市キャンパス最後の年の入学で1年次は穂谷で過ごしました。2年次は留学、4年次はコロナの影響でほとんど学校に来れず、結局、御殿山キャンパスで過ごしたのは3年次の1年でした」と振り返りました。「コロナ禍を何とか乗り越えられたのもこれからの糧になりますし、貴重な経験ができた御殿山はとても印象深いキャンパスです」と話していました。


▲英語国際学部の総代の大西辺留さん

 続いて大庭学長が式辞を述べました。イギリスの思想家のトーマス・カーライルの言葉を引いて、逆境を力強く生き抜いてほしいと話したあと、福沢諭吉の著作『学問のすすめ』の「未だ試みずして まずその成否を疑う者は勇者と言うべからず」との一節や、ノーベル文学賞を受賞した劇作家・バーナード・ショウの言葉を示して、「自らの足で歩き、自らの目で見、自らの手で触れ、果敢に行動する努力を重ね、課題を見つけ、解決策を見出してください」と激励しました。


▲大庭学長が式辞を述べました

 このあと、8人に成績優秀賞が授与されました。卒業生は授与式後、各クラスに分かれてそれぞれ学位記を手にしました。


▲各クラスで学位記が手渡されました

 短期大学部の授与式は、中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われました。


▲短期大学部の授与式は谷本記念講堂で挙行されました

 短期大学部の卒業生は785人で、椙尾麻衣さんが谷本榮子・短期大学部学長から学位記を授与されました。椙尾さんは「この1年間はすべてオンラインで、友人と話したり相談するのが当たり前のことではないと思いました」といいます。「基礎から英語が学べたので本当に良かったです。先生方からもたくさんアドバイスいただきました。自分から質問したら、思っていた以上に詳しく丁寧に指導していただけました」と話し「思いっきり学ぶことができました」と2年間を思い起こしていました。


▲短期大学部の総代の椙尾麻衣さん

 続いて谷本学長が式辞を述べました。2年次のKGCベーシックスの授業の中で仕上げた「学びのレポート」について触れ、「自ら学び、自ら考え、自ら行動するとの精神が実践されていました。何かに困ったときや迷ったときには、短期大学部で学んだ貴重な証としてぜひ読み返してください。きっと素晴らしいアドバイスをしてくれると思います」と話しました。またアメリカの社会哲学者であるエリック・ホッファー博士の言葉や、1月に行われた米大統領就任式でアマンダ・ゴーマンさんが朗読した詩から、学ぶことの意義を強調し「自学・自習を常に心に留めて、夢、すなわち目標を実現するために歩み続けてください」と激励しました。


▲式辞を述べる谷本学長

 このあと、10人に成績優秀賞が授与され、伊藤早智さんに秘書士・全国大学実務教育協会会長賞が授与されたことが紹介されました。式後、それぞれのクラスに分かれて学位記が手渡されました。


▲それぞれのクラスに分かれて学位記を受け取りました

 
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