短大ダブル・ディグリー留学 米国ミラコスタカレッジへの派遣1期生が卒業

 短期大学部ダブル・ディグリー留学で、ミラコスタカレッジ(米・カリフォルニア州)へのオンライン留学を終えた短大生4人が、5月28日、遠隔会議システムZoomで開かれた卒業記念パーティーに参加しました。


▲Zoomで開かれた卒業記念パーティー

 短期大学部ダブル・ディグリー留学は、本学の短期大学士と留学先大学の準学士を2年半かけて取得する短大独自のプログラムです。2016年からマーセッドカレッジとの間でスタートしました。2019年にミラコスタカレッジが新たな派遣先として加わり、同大学と提携以降、初めての卒業生となります。


▲フランスやブラジル、世界各国から参加した学生とミラコスタカレッジの担当者

  第1期生の学生は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、1年間オンラインでミラコスタカレッジの授業を履修しました。卒業記念パーティーには、フランスやブラジル、ベトナムなど世界各国から学生が参加しました。
 冒頭、同留学プログラムの開発に携わったスチューデント・サービスセンター副部長 アルケタ・ウォジック氏からのメッセージ動画が上映され「本学から関西外大の学生に学位を出せてうれしい」と話していました。


▲スチューデント・サービスセンター アルケタ・ウォジック副部長

 続いて、ミラコスタカレッジでの思い出を振り返る企画が催され、本学学生の堀井芳恵さんは「日本とアメリカの時差が16時間あり大変でした。オンラインでもいろいろな国の学生と交流できてよかった。ミラコスタカレッジの準学士を取得できて嬉しい」と話していました。最後に、インターナショナルオフィスのスタッフ、ミア・スカヴォー二氏から「この1年、チャレンジングな年でした。みなさんは卒業に必要な科目を全てオンラインで取りました。自信を持ってほしい。ミラコスタカレッジは、みなさんの母校です。アメリカを訪れる際は、ミラコスタカレッジに顔を出してください」とお祝いの言葉を述べました。

 ミラコスタカレッジは、カリフォルニア州オーシャンサイド市に位置する2年制の大学で、小高い丘の上にあるキャンパスからは太平洋が眺望できます。創立は1934年で、学生数は約14,500人。学業面では学習支援を行うチューターや履修相談ができるアカデミック・アドバイザー、卒業後の進路などの 支援を行う専任のカウンセラーが常駐、留学生を対象とした奨学金もあります。
一覧を見る