短大部で保護者懇談会を実施 200家族が参加

 短期大学部の1・2年生と保護者を対象とした「保護者懇談会」が6月5日中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれました。事前申込制で行われた懇談会には、200余りの家族が参加しました。会場では、座席間隔を空けるなど新型コロナウイルスの感染予防対策が取られ、当日参加できなかった保護者には、後日、オンデマンド配信が予定されています。


▲短大部の教育の特徴について紹介する谷本和子・学長

 第1部の全体説明は講堂で行われ、谷本和子・短大部学長が冒頭、新型コロナウイルスの感染拡大は大学教育にも大きな影響を及ぼしていると話し「本学ではリモートによる支援に加え、安全・衛生面にも配慮し、対面でも学生のサポートを行っています。一人ひとりの学生の進路実現に向けて全学体制でサポートに務めたい」と挨拶しました。続いて、短大部での学び「ファーストステージ」から編入学や就職といった卒業後の進路「セカンドステージ」を見据えた教育の特徴について説明しました。その中で、本学の短期大学士と留学先大学の準学士、2つの学位を取得できる短大部独自の留学プログラム「短期大学部ダブル・ディグリー留学」を紹介。同留学プログラムで米・ミラコスタカレッジに留学した1期生がこの夏にプログラムを終えることを話しました。続いて、クラス担任が壇上に上がり、一人ひとり紹介されました。


▲有本昌剛教授がコロナ禍における採用や就職活動の動向について説明

 進路指導部長の有本昌剛教授が進路の状況を説明したあと、国際交流部の越智嘉代子係長が留学プログラムについて説明しました。その中で、コロナ禍でも世界とつながろうをモットーに始まったオンラインの国際交流「Intercultural Engagement Program(以下IEP)」について紹介しました。


▲体験談を披露する山本美海さん

 続いて、短期大学部から外国語学部に3年次編入し、現在英米語学科4年生の山本美海さんが体験談を披露しました。短大での学生生活を紹介したあと、コロナ禍でも自分を成長させる取り組みや考え方、勉強方法をシェアしました。その中で、短大チームのリーダーとして参加しているIEPについて触れ、「自宅にいながら留学生とつながれるプログラムです。短大生を対象としたイベントもたくさん開催しています。ぜひ参加して欲しい」とエールを送りました。


▲3年次編入学の入試説明会場

 第2部は会場を教室棟に移し、編入学の説明会、クラス担任による個別相談が行われ、多くの保護者が相談に訪れました。個別相談では、就職、編入学に関する質問が多く寄せられました。
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