3年の在学生を対象にした保護者就職懇談会が谷本記念講堂で開かれました

 3年の在学生を対象にした保護者就職懇談会が7月17日、谷本記念講堂で開かれました。新型コロナウイルスの感染拡大が就職活動にさまざまな影響を与えており、参加した保護者らは熱心に耳を傾けていました。


▲決して楽観できない現状が報告されました

 最初に、キャリアセンターの西田透センター長があいさつし「コロナ禍でも採用状況は回復しつつあるといわれていますが、楽観はできません。業種によっても異なっています」と現状を示したうえで、「採用スケジュールは年々早まっています。早くから準備をしておく必要があります」と話しました。


▲データを示しながら就職状況の説明が続きました

 続いて、キャリアセンターの吉原健二部長が、最近の就職状況と本学の就職支援について説明しました。就職率や業種別の状況などに触れたあと「3年の秋ぐらいから採用選考に準じた動きが進んでおり、早期化傾向が顕著です」と指摘しました。そして、業界研究のポイントやキャリアセンターの活用方法などを紹介し、保護者に向けて「過保護、過干渉、無関心が3大NGです」とアドバイスしました。


▲参加者は熱心に耳を傾けていました

 また、大畑年範次長がコミュニケーションが苦手な学生に向けて準備と対策を話しました。企業は「一緒に仕事をして成果を出せるコミュニケーション能力」を重視しているとしたうえで、ハードルの低いコミュニケーションから試みて、場数を踏んで克服していくように勧めました。


▲現役の4年生が自らの就活体験を語りました

 このほか、「在学生が語る私の就職活動」では現役の4年生が体験談を語りました。英語キャリア学部の時乗はるかさん▽外国語学部英米語学科の前田詩織さん▽同スペイン語学科の渡辺隆太郎さん▽英語国際学部の黒木大河さんの4人が自らの就職活動を振り返り、インターンシップや説明会への参加など具体的な活動内容のほか、何を軸に企業選びを進めたのか、キャリアセンターをどのように活用したのかなどを話しました。
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