スペイン語学科4年の郷渡ひなのさんがオープンキャンパスの「スピーチ&トーク」で、文科省で経験したインターシップについて話しました

 7月24日のオープンキャンパスで開催された「在学生スピーチ&トーク」で、外国語学部スペイン語学科4年の郷渡ひなのさんが参加した高校生に、自らの大学生活や文部科学省で経験したインターンシップについて話しました。


▲「在学生スピーチ&トーク」で、文科省でのインターンシップについてスピーチしました

 郷渡さんは「英語以外の言語をやってみたい」と関西外大に入学しました。「言語の音韻にとても興味があり、日本語と同じ5つの母音で子音との組み合わせになるスペイン語が気になりました」と話します。そして「コミュニケーションをとるのか好きというより、言語について深く知りたい」と言語学の学修に力を入れています。

 「引っ込み思案なので、今までやったことのないものに挑戦したい。自分たちの教育がどのように決められているのか知りたい」と2年の春休みに、文部科学省のインターンシップに応募しました。厳しい選考を経て参加できることになり、高等教育局専門教育課に配属されました。


オープンキャンパスの「在学生スピーチ&トーク」で高校生の質問に答える郷渡さん(左)

 周りが東京大学や京都大学をはじめ有名大学の人ばかりだったので「少し縮こまってしまいました」と言うものの、会議の議事録の作成や広報動画の改善策の提案などに取り組みました。インターンシップの最終日には成果発表として、業務の中から探し出した課題の改善策をプレゼンテーションしました。郷渡さんは「社会人への情報教育」をテーマに取り上げ、学校教育で情報技術について十分に学べなかった社会人への改善策としてリカレント教育の必要性などを発表しました。

 郷渡さんは、文科省でのインターンシップを通じて「知らないことばかりに直面しショックも受けましたが、情報への感度を高めることを学びました」といい「今まで接したことがない環境の中で、気づいたり、考えたりできたことは貴重な体験でした」と話していました。




 
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