ブレイキン(ブレイクダンス)で活躍中の卒業生・半井彩弥さんが「Red Bull BC One」の日本大会で優勝を飾りました。ポーランドで11月に開催される世界大会に挑みます

 ブレイキン(ブレイクダンス)で活躍している卒業生の半井彩弥さん(2020年3月卒、外国語学部英米語学科)が、「Red Bull BC One」の日本大会で優勝し、11月にポーランドで開催される世界大会に挑みます。半井さんは昨年の世界大会でベスト4を記録しており、今年は世界チャンピオンを目指します。


▲ブレイキンの大会「Red Bull BC One」で日本代表となり、世界チャンピオンを目指す半井さん

 ブレイキンは、Foot work(地面に手を付いた状態での足さばきやステップ)、Power Move(背中や肩、頭を使った回転)など組み合わせたダンスで、2024年のパリ五輪から正式競技種目に採用されることが決まりました。

 6歳からダンスを始めた半井さんは、10歳でブレイキンと出会い、国内外の大会で素晴らしい成績を残しています。外大4年生だった2019年には、日本代表として出場したWDSF(世界ダンススポーツ連盟)世界ブレイキン選手権で6位、アジアダンススポーツゲームで優勝するなどの活躍で学長賞を授与されました。


▲2024年パリ五輪を目標に練習を重ね、大会に挑んでいます(写真はRed Bull BC One Cypher Japan 2021での半井さんの競技)

 現在、東京で商社に勤務している半井さんは,仕事の傍ら毎日2時間の練習を重ね、ダンサーネーム・AYANEでチャレンジを続けています。「Red Bull BC One」の日本大会で優勝を決めた前週には、JDSF(日本ダンススポーツ連盟)ブレイキンブロック選手権の関東甲信越予選で優勝し、関東甲信越代表として全日本ブレイキン選手権への出場を決めるなど、活躍が続いています。

 今年7月まではDリーグのチームに所属し、チームで活動していましたが、2024年パリ五輪を目指すため、個人としての活動を再開しました。「パリ五輪を目標に頑張りたい」と練習を積み、さまざまな大会に果敢にチャレンジしています。


▲優勝に自信を見せ「しっかり爪痕も残したい」と決意を語っています(写真はRed Bull BC One Cypher Japan 2021での半井さんの競技)

 「Red Bull BC One」の世界大会は、各国の代表選手が競う最終予選で4人に絞られ、決勝ではシードの4人と合わせて計8人でチャンピオンを競います。半井さんは「今の自分は最強だと思えるほど精神状態は最高です。優勝する自信はあります。100%の力を出して今後ダンサーとして注目してもらえるきっかけになるよう爪痕もしっかり残したいと思います」と力強く話しています、
 
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