外大生と留学生が協同でSDGs実現に向けたビジネスプランをつくる「グローバル・チャレンジ」の発表会が開催されました

 外大生と留学生が力を合わせて、SDGs実現に向けたビジネスプランをつくる「SDGsグローバル・チャレンジ」の最終発表会が11月13日にオンラインで開催されました。


▲他大学に例を見ない斬新なプロクラムです

 留学生を含む約40人が参加しました。「革新的なビジネスプランを創造し、持続可能な開発目標に貢献する」がテーマで、「SDGsの17の目標の達成に向けて貢献するもの」が条件です。オールイングリッシュの講座が7回開かれ、SDGsやビジネススキルを学ぶのと同時に、具体的なプランづくりに取り組みました。


▲外大生と留学生が協働して取り組みました

 ワークショップ・セミナーでは、カナダ・ハンバー大学の教員から実践的なビジネススキルを学び、「(SDGsを)国際プロジェクトとして楽しむのではなく、今後の自分のキャリアにどうつないでいくのかを考えてほしい」などとアドバイスを受けました。また特別セミナーとして、SDGsの立ち上げに関わったユネスコの元職員を招いて知識を深めました。


▲ワークショップ・セミナーでは実践的なビジネススキルを学びました

 このプログラムは、企画チーム(オーガナイジングコミッティー)の学生アシスタント「ピアメンター」が中心になって運営しました。ピアメンターは、市原琉菜さん(英語キャリア学部3年)▲西藤佳穂さん(短期大学部2年)▲関根俊輔さん(外国語学部3年)▲髙浪悠衣さん(英語キャリア学部3年)▲松野仁奈さん(外国語学部3年)▲宮城春花さん(英語国際学部3年)の6人です。

 キャンパスディレクターを務めた髙浪さんは「留学生を含めたさまざまな学生と関わる中で、改めて国際交流の楽しさや大変さを感じ、とてもやりがいを感じました。また、SDGs×ビジネスを実現させる数多くのクリエイティブなアイデアを知ることで、私も新たな学びが沢山ありました」と話していました。


▲プログラムを運営した学生アシスタント「ビアメンター」の皆さんです

 最終発表会では8チームがそれぞれのプランを発表し、「創造性」「実現可能性」「アイデアの影響力」を基準に審査を受けました。

 審査の結果、「アフリカ・ウガンダで濾過装置を販売し、その売り上げを新たな製品開発に再投資することで地域社会に正の循環をもたらす」をテーマにした Madeline Evangelistaさん(米国・ホリンズ大学)と宮本尚來さん(外国語学部2年)のグループが最優秀賞に輝きました。

 また、次の2グループが受賞しました。

 【SDGsに最も貢献するチームに贈る賞】
 テーマ「日本のもったいない精神を基にレストランで活用できるEco Badge Systemを導入し、年間600万トン以上食品ロスを改善する」
  Hayden Bryson Linesさん(米国・チャールストン大学)
  田畑萌さん (外国語学部3年)
  長野陽美輝さん(外国語学部3年)
  黒田玲加さん (外国語学部2年)
  富田優月さ ん(外国語学部3年)

 【最も優れたビジネス案に贈る賞】
 テーマ「アフリカ・エリトリアでホテル事業を軸に新たな雇用を生み出し、同時に地域社会のインフラも整えることで水質や地元住人の生活の質を改善させる」
  Antonio Westさん(米国・ミドルテネシー州立大学)
  丹井美南さん(短期大学部1年)
  千代陽菜さん(外国語学部2年)
  目黒百慧さん(外国語学部2年)


▲最終発表会では審査員をうならせるプランが次々と出てきました


 
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