今年最後のオープンキャンパス開催 一般入試対策講座を実施

 今年最後のオープンキャンパスが12月18日、中宮キャンパスを中心に行われました。事前予約制の2部構成とし、新型コロナウイルス対策を徹底して実施されました。


▲中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われた2022年度入試概要説明

 第1部、第2部とも谷本記念講堂での全体説明と教室などに分かれての自由参加イベントを行いました。全体説明では、コロナ対策のため休止していた在学生によるスピーチが復活。英語キャリア学部3年横道亜未さんが「関西外大に入学したら、夢をかなえるために挑戦しよう」と高校生らに呼びかけました。


▲説明を聞く参加者

 横道さんは、高校時代に経営者になる夢を持ち、経営学や経済学を英語と日本語で学べる英語キャリア学部への入学を決めました。コロナ禍のために目指していた留学を辞退しましたが、気持ちを切り替えました。オンライン国際交流プログラムのプロジェクトマネジャーを務めたことで、挑戦し続ける勇気や自信を手に入れ、授業での学びから、企業の人事部門で日本の労働環境を改善するという新たな目標ができたと紹介しました。そのうえで「夢を持てば進む方向を迷わずに物事に取り組めると思います」と語りました。


▲全体説明でスピーチする英語キャリア学部3年横道亜未さん

 全体説明ではこのほか、2022年度入試概要説明、今年度から始まった英語国際学部の新カリキュラム、来年度からスタートする外国語学部の新カリキュラムについて説明がありました。


▲予備校講師が担当した一般入試対策講座

 自由参加イベントでは、来年2~3月の一般入試を控え、予備校講師による英語と国語の一般入試対策講座が行われました。国語の対策講座では、「言葉に対する意識の高さが重要」との指摘があり、入試直前となった今の時期に何をするかに焦点を絞った講義が行われました。問題文をいかに集中して読むか、読む速度を上げるにはどうするか、迷う問題をどう処理するかなどについて解説がありました。


▲マーク・メツラー講師による「Super IES プログラム」の体験授業

 教員による体験授業は9コマを開講しました。このうち、海外協定校と協働開発した英語の教育プログラム「Super IES プログラム」の授業は、米アラバマ大学のマーク・メツラー講師が担当しました。メツラー講師は、英語で講義を行い、アラバマ大学について紹介した後、「語彙は(語学学習の)エンジンで、文法は車輪です」として、語彙を学ぶことの重要性を強調しました。さらに、語彙は文脈のなかで覚え、話の中で使うことが大切だと話ました。


▲参加者と話す短期大学部の学生

 学部ごとに学生が参加者と触れ合う「外大生スピーチ&トーク」の場も設けられました。短期大学部では、赤色のTシャツを着用した学生たちが応対し、短大部のダブル・ディグリー留学や大学への3年次編入学などについて説明していました。スピーチした短大部2年佐垣あゆみさんは「進路について悩んでいたとき、担任の先生が親身になって相談に乗ってくれたので充実した学生生活を送ることができています」と短大のクラス担任制をアピールしていました。

御殿山キャンパス・グローバルタウンでもキャンパスツアーを実施
 御殿山キャンパス・グローバルタウンでも、キャンパスツアー、外大生と留学生の居住施設「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」のツアーが行われました。
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