「Kitty O. Locker Outstanding Researcher Award」受賞のジョン・ヨングオン准教授が理事長、学長に受賞を報告

 ビジネスコミュニケーションの分野で最も権威があるとされる「Kitty O. Locker Outstanding Researcher Award」をビジネスコミュニケーション学会(ABC)から授与された英語キャリア学部のジョン・ヨングオン(Jung Yeonkwon)准教授が1月18日、谷本榮子理事長と大庭幸男学長に受賞の報告をし、贈られた盾を披露しました。


「Kitty O. Locker Outstanding Researcher Award」を受賞したジョン・ヨングオン准教授(中央)と谷本榮子理事長(左)、大庭幸男学長(右)

 同賞は米オハイオ州立大学教授だったKitty O. Locker 氏にちなみ1990年に創設。受賞者の大半はアメリカの研究者が占めており、アジアからの受賞はシンガポールと香港の各1人に続き3人目です。ジョン准教授は「数年前までは、この賞を受賞するのは難しいと感じていました。ビジネスコミュニケーションの分野で最高の賞なので、たいへんうれしく思っています」と喜びを語りました。

 ジョン准教授は、受賞者として、今秋、米フロリダ州タンパで開催される学会でABC会員向けにワークショップを行うとともに、今後3年間、ABC研究委員会のメンバーとなり、賞の選考にも携わります。

 ジョン准教授は現在、韓国のビジネスコミュニケーションに関する著書を執筆中で、今後は韓国と日本のビジネスコミュニケーションの比較研究を行う計画であるとし、ビジネスコミュニケーションについて学ぶ学生の教育にも力を入れたいと抱負を語りました。

 谷本理事長は、「いろいろな文化に触れておられ、複眼的な視点から見えるものがあると思います。これからもご活躍を期待します」と激励しました。
一覧を見る