英語国際学部3年生4人が「ひらかたの魅力を高めるために」をテーマに、枚方市の伏見隆市長にプレゼンテーションしました

 「ひらかたの魅力を高めるために」をテーマにまちづくりをめぐる政策を提言しようと、英語国際学部3年生の4人が3月14日、枚方市役所を訪れて伏見隆市長ら市幹部にプレゼンテーションしました。


▲(左から)綾城さん、今西さん、伏見市長、北林さん、福田さん

 プレゼンテーションしたのは、人見泰生講師が担当する総合科目A(公共政策)の受講生で、綾城優実さん、今西麻理子さん、北林奈々さん、福田麻衣さんの4人です。枚方市からは伏見市長のほか、清水秀都副市長、田中哲夫・総合政策部長、富田雅信・市駅周辺等まち活性化部次長らが出席しました。


▲伏見市長はじめ市の幹部が提言に耳を傾けました

 4人は枚方市の特徴として「5つの大学に1万7000人の大学生が在籍していること」「魅力ある施設や歴史があること」「京都や大阪への交通の利便性が高いこと」を挙げ、京阪枚方市駅周辺に「HIRAKATA COMMONS(枚方コモンズ)」をつくろうと提言しました。

 HIRAKATA COMMONSは、子どもからお年寄り、外国人までみんなが共生できて、すごしやすいを実現する空間と定義しました。そして、交流体験の場として「グローバルパーク」、大学が連携して外国人を含むすべての人がサポートされる知の共創拠点「グローバルキャピタル」を設けて、語学、健康医療、情報科学の3つの要素がそろう空間で、世代や国籍を越えた関係をつくることができると訴えました。

 4人は「人と場と知識が共鳴しあう場所で、すべての人が共創することができます」と枚方市の将来像を描き出しました。


▲「HIRAKATA COMMONS(枚方コモンズ)」を提案しました

 伏見市長は「とても良い提案だと思います。語学や国際交流が含まれていてさすが外大だと思いました」と述べました。そして「枚方市には多くの留学生がいるのに交流の場がありません。生活のうえでもなかなか接する機会がない。大いに参考にさせていただきます」と話しました。

 また清水副市長からは「外国人留学生は貴重な人的資源です。行政としてどのように関わりを持てばいいのかぜひアドバイスいただきたい」と4人に意見を求めていました。


▲伏見市長からは高い評価をいただきました

 
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