2022年度第1回オープンキャンパス開催 新学部・新学科の説明と体験授業を行いました

 2022年度第1回オープンキャンパスが4月24日、中宮キャンパスと御殿山キャンパス・グローバルタウンで開催されました。全体説明が午前と午後の2回、中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われ、2023年4月に開設予定の新学部「国際共生学部」と新学科「外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科」について概要が説明されました。また、新学部と新学科に関する体験授業も開講されました。参加者は1930人でした。


▲新学部「国際共生学部」の概要説明

 国際共生学部の概要説明では、①すべての授業を英語で実施②海外留学生との学びの体験③社会の課題をテーマにしたグローバルチャレンジ留学④インターンシップなどの体験型学修という4つの特徴が紹介され、こうした学びを通じ、世界の人々と協働し、新たな価値を創造する人材を育てる方針が示されました。


▲新学科「英語・デジタルコミュニケーション学科」の概要説明

 英語・デジタルコミュニケーション学科の説明では、高度で実践的な英語運用能力、英語とデジタルの文理融合型教育、国際社会で活躍するための総合的教養教育の3つを柱とし、デジタルによってグローバルにつながった社会の中で創造性をもってたくましく生き抜く人材を養成するとの目標が示されました。


▲スピーチする外国語学部英米語学科4年宇佐美友基さん

 全体説明では、外国語学部英米語学科4年宇佐美友基さんがスピーチし、英語の教育プログラム「Super IES プログラム」を受講した経験をもとに、「(プログラムで)身に付けたスキルや行動力はその後の関西外大での挑戦に結びついています」と述べ、「関西外大でみなさんもなりたい自分になってみませんか」と呼びかけました。


▲体験授業をするリンダ・ボアカー教授

 国際共生学部の体験授業の一コマは、国際共生学科長に就任予定のリンダ・ボアカー教授が英語で行い、日本の歴史や地理の特徴から日本人の行動の特質が形成され、日本経済の発展をもたらしたなどとする分析を参加者への質問を交えながら、紹介しました。

 参加した大阪府の高校3年生は「『国際共生学部』という名称からは、どのような学びができるのか、他学部との違いがよくわからなかったが、説明を聞いて特徴がわかり、学んでみたいと思いました」と話していました。



▲仮想空間の映像を見せる英語・デジタルコミュニケーション学科の水野義之教授の体験授業

 英語・デジタルコミュニケーション学科の体験授業は、学科長に就任予定の水野義之教授が行い、「学問」とは学び問うこと、すなわち常識を疑うことだとし、自身の講義の映像や仮想空間の映像を見せながら、「英語とデジタルの新たな組み合わせを考えていきたい」と話しました。


▲オンラインで参加した米ウィスコンシン大学スタウト校に留学中の長野陽美輝さん

 留学中の関西外大生と話す企画が行われ、アメリカのウィスコンシン大学スタウト校に留学している外国語学部英米語学科4年長野陽美輝さんがオンラインで参加しました。留学までのスケジュール、留学先で学んでいること、現地の生活などについて紹介し、留学に向けた取り組みでは、「Super IES プログラム」が効果があったと話していました。


▲赤いTシャツ姿で参加者と話す短期大学部学生

 このほか、各学部・学科、短大が合同で実施するプレゼンリレー、学部ごとに在学生と話す「外大生と話そう」のイベントや、留学制度や就職状況、奨学金などに関する各種説明が行われました。

 また、御殿山キャンパス・グローバルタウンでは、日本人学生と外国人留学生の居住施設「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」の入居説明や施設の見学ツアーが行われました。
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