ランチタイムのパブリックスピーチ あなたも挑戦してみませんか

 誰でも、どんなテーマでもOK。昼休みの時間帯に、オールイングリッシュでみんなに話し掛ける「パブリックスピーチ」が秘かに人気を集めています。既に500人近い外大生が参加しており、主宰する国際交流部は「〝人前で緊張する〟〝ロジカルに話せない〟という外大生はぜひ挑んでほしい」とPRしています。


▲数百人の学生の前でスピーチすることもあります

 自分が経験したことや考えたことなど、仲間とシェアできる内容であればなんでもスピーチできます。中宮キャンパスの空き教室で行われ、昼食をとりながら聴くのもOKです。

 オンラインプログラムで学んでいた4人の外大生が「語学力があっても、自分の意見や考えを人に伝えることができなければ意味がない」と3月末に始めました。最初は4人だけでしたが、国際交流部のサポートで随時開催していくことにになりました。既に13回開催し、昼食会場に当てられた教室で開催するときは100人以上の学生が耳を傾けます。

 これまでのスピーチを簡単に紹介します(カギカッコ内はスピーチのテーマ)

 チージオン・チソムさん(外国語学部英米語学科1年)
 「インターナショナルスクール」



 中高校時代に学んだコリア国際学院をテーマにしました。チソムさんは、さまざまな国籍の生徒がいることやディベート、歴史学習などについて話し「少人数教育で先生との距離が近く、アットホームな雰囲気の中で学べました」とスピーチしました。

 谷増咲紀さん(英語キャリア学部2年)
 「日本人学校」



 9年間暮らした香港の日本人学校での生活を取り上げました。谷増さんは、カリキュラムや学校行事は日本の学校と同じだとする一方で「英語は小学1年から少人数のグレード別で学習します。制服はあるけれどランドセルや上履きはありません」と日本の学校との違いを話しました。

 櫻井穂ノ香さん(英語キャリア学部2年)
 「ドーナツ」



 トピックスは〝ドーナツ〟でした。櫻井さんは、抹茶味などドーナツのバリエーションが広がっているけれど、自然な味ではなく人工的な味のドーナツは好きになれないと話し、「見た目や評判だけで判断せずに、いつもそれでいいのかと疑ってみてください。それは人生にも通じます」と述べました。

 于競尭さん(外国語学部英米語学科3年)
 「中国と日本」



 中国と日本の関係改善ををテーマにスピーチしました。中国と日本のそれぞれの視点として、反日テレビドラマや日本の歴史教科書などを取り上げて、「なぜ偏見が起きるのか」を探ったうえで、于さんは「思い込みや固定概念にとらわれずに、お互いの視点を取り替えてみることから始めませんか?」と呼び掛けました。

 石川純也さん(英語国際学部3年)
 「PCと友だちになろう」



 大学入学後に本格的にパソコンを使い始めた学生向けに〝5 APPS to become friends with your computers〟をスピーチしました。Web-Meetimg や Writing、Slide Creating など5つのアプリについて丁寧に紹介し、「レポートをつくったり、プレゼンテーションの資料を作成するのがとても楽しくなります」と話しました。

 パブリックスピーチは誰でも参加できます。ぜひ、下のQRコードから申し込んで挑戦してください。


 
一覧を見る