関西外大で学修を希望するウクライナの学生を留学生として受け入れます

 ロシアの軍事侵略を受けているウクライナの学生を、関西外国語大学で留学生として受け入れていくことが決まりました。難民留学生の支援を続けている一般財団法人「パスウェイズ・ジャパン」を通じて、外大での学修を希望するウクライナの学生を秋学期から支援します。



 受け入れの対象となるのは、ウクライナの高等教育機関で少なくとも1年間の学修を終了し、英語での受講ができる学生です。日本語の学修経験は問わず、2人まで受け入れます。受け入れ期間は原則として1年間で、留学生別科に入学して学修します。

 受け入れ学生に対しては、授業料と宿舎費を免除するほか、食費などの生活費を支弁するための奨学金を受け取ることができるように支援します。

 受け入れ窓口となるパスウェイズ・ジャパンは、6月10日からオンライン応募フォームを公開し、24日まで応募を受け付けます。希望学生は参加大学の説明を読んだうえで希望大学を決めて、審査を受けます。

 現在、明治大学、慶応義塾大学、立教大学など全国の14大学が受け入れを表明しています。関西では、関西外国語大学のほかに、龍谷大学(京都府)と関西国際大学(兵庫県)の3校で、大阪府内で受け入れる大学は関西外大だけになっています。
 
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