御殿山キャンパスがメイン会場のオープンキャンパスに高校生ら1756人が参加しました

 今年の2回目のオープンキャンパスが6月19日に御殿山キャンパス・グローバルタウンをメインに開かれました。御殿山キャンパスでの開催は3年ぶりで、高校生やその保護者ら1756人が訪れました。


▲参加者は1700人を超えました

 【全体説明会】

 谷本ホールで開かれた全体説明会では、外国語学部スペイン語学科4年の高木萌加さんが高校生にメッセージを送りました。高木さんは新型コロナウイルスの影響で渡航が中止になり、スペイン・ネブリハ大学へのオンライン留学となりました。戸惑いの連続でしたが「語学力アップだけではなく人間として成長させてくれた貴重な体験でした」と振り返りました。


▲高木さんがコロナ禍での留学について話しました

 続いて2023年に誕生する新学部と新学科をめぐり、リンダ・ボアカー教授が国際共生学部について、玉井久之教授が外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科についてそれぞれ紹介しました。

 【結-YUI-を丸ごと体験】

 外大生が海外からの留学生と学・食・住を共にする施設「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」の見学ツアーや、レジデントアシスタント(RA)との座談会には行列ができる人気でした。見学ツアーではキッチンや入居者の個室を見たうえで、新型コロナの感染対策も説明しながら入居生活の楽しさを伝えました。

 両親と参加していた女子生徒は「24時間日本にいながら外国語に触れ合える環境や施設が整っており素敵だと感じました」と話しました。


結-YUI-の隅々まで見学しました

 【新学部・新学科特別体験授業】

 国際共生学部ではオールイングリッシュの授業に大勢の高校生が参加しました。ボアカー教授は幕末・明治維新を素材に「 Is Japan facing a time of big change? 」をテーマに講義、またスコット・リンド准教授は「Develping Global Conpetencies」をテーマに、Knowledge,Skills,Attitudeについて「必要なものは何ですか」と問いかけてディスカッションしました。

 また、英語・デジタルコミュニケーション学科では、松田健教授が高度な英語の運用能力が問われるデジタルの世界について講義しました。


▲特別授業で講義するボアカー教授(左)と松田教授(右)

【Super IESプログラム体験授業】

 Super IESプログラムの体験授業では、日本人が苦手とする値の大きな数字の聞き取りや、オールイングリッシュの授業を受けたときのメモの仕方など実際の大学1年生が学修する内容を、クイズを交えながら紹介しました。

 滋賀県から参加した高校3年の女子生徒は「オールイングリッシュで私にできるかなと思いました。でも、先生が〝初めは難しくても卒業するころには簡単になっているよ〟と言われ、チャレンジしたいなと思いました」と意欲を見せていました。


▲オールイングリッシュの授業を体験しました

 【現役の外大生と話そう】

 現役の外大生が学生生活をプレゼンテーションし、ひざを交えて高校生と話すコーナーも人気でした。受験期の話やどのように英語を勉強したらいいのかといった相談にも応えました。

 奈良県の高校3年の女子生徒は「学生の立場から説明をしてもらえて、より理解が深まりました。また事前に調べていた学部や学科以外にも関心が広がりました」と話しました。


▲現役生がプレゼンしました


▲個別の相談にも丁寧に応じました

 【留学中の外大生と話そう】

 オランダのアムステルダム応用科学大学に留学中の宮城春花さん(英語国際学部4年)がオンラインの生中継で参加しました。7時間の時差でオランダは早朝でしたが、留学中の話や現地の様子について話しました。

 宮城さんが大切にしている言葉「偉業は一時的な行動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられる」(フィンセント・ファン・ゴッホ)を引用して、「諦めないで努力を継続してください」と高校生にエールを送りました。


▲アムステルダムから生中継で話してくれました










 
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