外大生の厳しい生活を緊急支援しようと学生4団体などが食料品・日用品を無料で配りました

 新型コロナウイルスの影響でアルバイト収入が減ったり、仕送りが減額している外大生の生活を緊急支援しようと、学友会など学生4団体が大学や同窓会などの協力を得て7月2日、中宮キャンパスの円形ステージで食料品や日用品のセット1000人分を無料で配りました。


▲スタート時には400人以上が列をつくりました

 配布したのは、カップ麺やパスタ、ソーセージなどの食料品と、ティッシュや洗剤などの日用品の計12点。配布のスタート時点で400人以上が列をつくりました。


▲食料品と日用品計12点を配りました

 「先週、バイト先の飲食店をクビになった」という短期大学部2年の大西陸斗さんは「仕送りだけでは苦しいので最近は1日1食で過ごしていました。パスタがとてもうれしい。めちゃめちゃ助かります」と列に並んでいました。


▲マスクも配布しました

 「バイトがなかなか見つからない」と話す英語キャリア学部2年の岩崎大地さんも「食料品も日用品も本当に全部助かります。今日も明日も生きられるという感じです」と話していました。


▲手前はロングライフ牛乳、奥はソーセージです

 また、バイト先の飲食店が店を閉じたためしばらくアルバイト収入がなかったという英語国際学部2年の町田萌さんは「やっとバイトが見つかりましたが、生活は厳しいです。パンがとてもうれしい」と笑みを浮かべていました。


▲「ティッシュはすごく助かる」と人気でした

 配布品のティッシュボックスを手渡していた学友会会長の山岡恵彩さんは「一人暮らしの学生からいろいろな声が聞けました。みんな厳しい生活を送っていることがわかりました」といい「みんなが安心して学生生活を送っていけるように、このような活動を継続していきたいと思います」と話していました。


▲暑い中で学友会はじめ学生団体の皆さんご苦労さまでした


 
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