第6回のオープンキャンパスが中宮キャンパスと御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれ、2117人が参加しました


 第6回のオープンキャンパスが9月18日、中宮キャンパスと御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれ、2117人が参加しました。間近に迫った公募制推薦入試の対策講座や、秋学期から留学生別科で学んでいる留学生と英語で話せる「留学生と話そう」などのイベントに高校生が詰め掛けました。

 「公募制推薦入試対策講座」では、夕陽丘予備校の大間健弘講師が英語試験の出題の傾向や勉強の仕方について話しました。リスニングについては、インターネット上のプレゼンテーション動画を活用するなどして「聴き慣れる」こと、大学入学共通テスト・大学入試センター試験の過去問題をこなし「解き慣れる」ことが重要と指摘しました。長文読解については昨年の試験問題を例に解説し「設問を解くという意識をもつこと、文法をしっかり学習することが大切」と強調しました。


▲入試対策講座が人気でした

 「外国人留学生と話そう」には、米国やスペイン、オランダ、エクアドル、ドイツ、英国などの留学生約30人が参加しました。対面で向き合って、最初は緊張気味だった高校生も「私はドイツの出身です。あなたはどこから来たのですか」「将来の夢は何ですか」と丁寧にゆっくりと英語で話し掛けられるとすぐに打ち解けました。


▲高校生は最初は緊張気味でした

 「外大に来たら毎日留学生と話すことができますか?」という高校生の質問に、米国からの留学生は「クラブやサークルに入っている留学生もいて、毎日英語と日本語を交えて話しています」と答えていました。そして「日本人学生と一緒に受ける授業もあってとても楽しい」と話すと、高校生は興味深そうにさらに質問を重ねていました。


▲だんだん慣れてきて話が弾みました

 2023年4月にスタートする「国際共生学部」の体験授業では、外国語学部のリンダ・ボアカー教授とコートニー・スカボロー講師がオールイングリッシュで講義しました。


▲ボアカー教授の「Is Japan facing a time of big change?」


▲スカボロー講師の「What dose it mean to be a global citizen?」

 ボアカー教授は「Is Japan facing a time of big change?」をテーマに、幕末から明治維新の日本を素材に現在の日本社会の変革について触れ「みなさんが新しい日本をつくる〝引き金〟になってください」と話しました。「What dose it mean to be a global citizen?」をテーマに講義したスカボロー講師は、さまざまな具体例をあげながら〝global citizen〟に必要なものは何かを高校生に問い掛けました。


▲大勢の高校生が完成したばかりのVR演習室を訪れました

 このほか、来春に外国語学部に新設される「英語・デジタルコミュニケーション学科」の説明が、新学科設置に合わせて完成したVR演習室「Hello, World.」で行われました。英語運用能力を磨くほか、最新のデジタルスキルとリテラシーの基本が身に付くなどと学科の特徴が紹介されました。続いて、会場内の学生と別室の学生が大型LEDビジョン上でそれぞれのアバターを操作しメタバースの世界を披露しました。


▲高校生にメタバースの世界を披露しました

 「オープニングイベント」の全体説明では、外国語学部英米語学科4年の長野陽美輝さんがスピーチしました。2年次に留学資格を得たものの、留学はコロナ禍のために延期となり、4年次にようやく実現したことに触れ、「関西外大には多くのチャンスがあり、挑戦し続けた先に一人ひとりの可能性が開かれるでしょう」と話しました。

 卒業生の現役CA(キャビンアテンダント)の話が聞ける「現役CAと話そう」にも大勢の高校生が詰め掛け、関西外大での学びやCAの魅力などを熱心に聴いていました。







 
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