米国・マーセッドカレッジのジル・カニングハム副学長が、谷本榮子理事長、谷本和子短期大学部学長を訪れました

 米国・マーセッドカレッジ(カリフォルニア州)のジル・カニングハム副学長と、同校の付属語学学校を経営するYES ESL インターナショナル・ジャパンの櫻井由貴子副社長が10月4日、谷本榮子理事長、谷本和子短期大学部学長を訪れました。マーセッドカレッジは関西外大の海外協定校で、「短期大学部ダブル・ディグリー留学」を受け入れています。


▲(左から)廣本玲子国際交流部事務部長、谷本理事長、櫻井副社長、カニングハム副学長、谷本短大部学長、越智嘉代子国際交流部課長補佐

 カニングハム副学長は「とても美しい素敵なキャンパスを訪れることができて光栄です。関西外大と素晴らしい関係をつくることができてうれしく思っています」とあいさつしました。

 これに対し谷本理事長は「マーセッドカレッジは短期大学で初めて、学位を取得できる留学先となりました。外大の学生を大切にしていただきありがとうございます」と述べました。

 また谷本短期大学部学長は「短大からマーセッドカレッジに留学する学生は国際親善大使として、夢や希望を背負っているという自覚を持っています。〝もう少し頑張ろう〟という気持ちを引き出していただき感謝しております」と話しました。


▲挨拶を交わすカニングハム副学長(右)

 新型コロナウイルスの感染拡大では、学生の入構禁止やオンライン授業のほかに、マーセッドカレッジの創始者であるカニングハム副学長の祖父が約100年前に書き残したメッセージが話題になりました。

 スペイン風邪の大流行に際して「いずれ収まる」と記されていたといいます。カニングハム副学長は「テレビを通じて祖父のメッセージを紹介しました」と話し、「コロナのハンデミックもいずれ収まる」とみんなを励ました当時を振り返りました。


▲和やかな歓談が続きました

 また、コミュニティーカレッジに対するカリフォルニア州のサポート体制についても説明し「マーセッドは安全でコミュニティーがしっかりしています。学長が良い環境づくりに取り組んでいます」と話しました。

 米国のコミュニティーカレッジへの支援を聞いた谷本理事長は「学生が喜んでくれる大学はすばらしいと思います」と応え、「関西外大でも次の10年に向けて大学改革を進めています」と述べました。


▲カニングハム副学長から谷本理事長にプレゼントが手渡されました

 短期大学部のダブル・ディグリー留学は、2年次の秋学期から米国の協定校に1年間留学するもので、約2年半で米国の大学の準学士と本学の短期大学士の2つの学位を取得します。

 短期大学部は2016年から、マーセッドカレッジへの「ダブル・ディグリー留学」の派遣を始め、今までに16人が同カレッジに派遣され、学位を取得しています。また、翌17年から語学留学の派遣も始まり、今年は11人が派遣されています。


 
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