短期大学部1年 KGCベーシックスBの全体授業が行われました

 短期大学部の1年生を対象とした「KGCベーシックスB」の全体授業が11月9日、中宮キャンパスの谷本記念講堂であり、IEP(Intercultural Engagement Program)の説明やPBL(課題解決型授業)を履修している学生による中間報告が行われました。


▲谷本記念講堂で行われたKGCベーシックスBの全体授業

 冒頭、明石一朗教授から前回の全体授業を振り返る講話があり、インターネット上での人権やプライバシーの侵害について、悪意がなくても無意識に他人を傷つける投稿をしていないか、一人一人が人権意識について理解を深める必要があると注意喚起しました。

 この後、短大生活の後半に向けて、学修に対するモチベーションの向上につなげるため、これまでの学修成果の発表が行われました。

 まず、IEPプログラムリーダーを務めている丹井美南さんが、「IEPとは外大生と留学生が協働で企画・運営する国際交流イベントで学生主体の取り組みです」と分かりやすく説明。


▲「Language Cafe」について説明する丹井美南さん

 具体的な取り組みとして、12月16日(金)まで平日(月~木=17:00-18:00、金=12:15-13:00)に、中宮キャンパスICCの7iステーションで開催している「Language Cafe」を紹介。丹井さんは「曜日ごとにメインで話す言語を決めていますが、外大生と留学生が気軽に言葉を交わす場なので自由に話してもらって大丈夫です」と参加を呼びかけました。

 続いて、秋学期のPBLを履修している学生たちが、それぞれ取り組んでいる課題について発表しました。


▲長尾高校と連携したPBLの中間報告

 最初に、川﨑孝生教授が担当するPBL「大阪府立長尾高等学校の魅力向上のための提案」について、村下愛結実さん、金城愛梨さん、福留颯太さんが、校長先生を招き高校が抱える課題について話を聞いたことや現地調査に行ったことについて話し、多様な学びの機会の創出につながる提案ができるよう取り組んでいると説明しました。


▲短期大学部の広報戦略について話し合う学生たち

 また、森常人准教授が担当するPBL「短期大学部の広報戦略」では、井上涼賀さん、中川優希奈さん、向山響子さんのグループと、東江柚希さん、酒井千鶴さん、瀧日夏さんのグループがそれぞれ活動を報告。広報部の土谷彰宏主任の特別授業で学んだ「大学広報の仕事」についての知見をもとに、Z世代に刺さる動画を用いた短大プロモーション施策の立案に取り組んでいますと話しました。

 PBLは12月に各グループが学修成果を発表します。
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