第3回ビブリオバトルが開かれ、英語国際学部4年の白波瀬さんが紹介した「風が強く吹いている」がチャンプ本に選ばれました

 お勧めの本を紹介し合ってチャンプ本を決める「第3回学長杯ビブリオバトル」が12月7日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの図書館で開かれました。9人のバトラーがそれぞれのお気に入りの1冊を紹介して投票した結果、英語国際学部4年の白波瀬千紘さんが紹介した「風が強く吹いている」(三浦しをん)がチャンプ本に選ばれました。


▲ビブリオバトルが3年ぶりに開かれました

 学長杯ビブリオバトルは2018年に第1回が開かれました。しかし、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は中止になり、3年ぶりの開催となりました。

 バトラーは5分間で「これぞ」という珠玉の一冊を紹介しました。発表の後、「どの本が1番読みたくなったか」を基準に参加者全員が投票し、最多票を獲得した本が第3回ビブリオバトルのチャンプ本になりました。


▲バトラーの発表に耳を傾けました

 白波瀬さんが紹介した「風が強く吹いている」は箱根駅伝をテーマにした小説です。陸上競技を10年続けているという白波瀬さんは「勇気や希望を与えてくれると同時に、勇気と希望について考えさせてくれる1冊です」と話しました。


▲自らの陸上競技の経験も交えて「風が強く吹いている」を紹介しました


▲チャンプ本に選ばれ、長谷川晋准教授から賞状を手渡されました

 同数で2位に選ばれたのは、藤井亮太さん(英語国際学部3年)が紹介した「友情」と、川端渉真さん(英語国際学部2年)が紹介した「サトコとナダ1」でした。


▲ビブリオバトルを存分に楽しみました

 チャンプ本を手に白波瀬さんは「この本を読んでくれる人が1人でも増えてほしい」といい「普段は手に取らないような本の紹介を聞くことができて面白そうと思いました。世界が広がったようでとても楽しかった」と話していました。
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