「変化する高校生の進路選択~大学と学生で共創する新しい広報のカタチ」をテーマに、広報部と入試部の職員が講演するSD研修が開かれました

 2022年度の第2回「SD研修」が12月7日、中宮キャンパスの多目的ホールで開かれ、広報部の中川充係長と土谷彰宏主任、入試部の藤田勝巳係長が「変化する高校生の進路選択~大学と学生で共創する新しい広報のカタチ」をテーマに講演しました。オンラインでも配信され計83人の教職員が参加しました。
 
    最初に土谷主任が講演。コロナ禍でオープンキャンパスを中止せざるを得なかった経験をもとに、志願者数を増やす新たな施策として、広報部と学生がアイデアを出し合って実現した共創型のオンラインイベント「FIND」について、開催に至るまでの取り組みを説明しました。


▲オンラインイベント「FIND」について説明する広報部の土谷彰宏主任
 
    土谷主任は、最も大切にした考え方について「学生の視点を徹底的に貫き、ワクワク感を探求することにこだわった」とし、「在学生・留学生・卒業生が〝One Team〟で関西外大の魅力を紹介するイベントにすることができた」と述べ、参加した学生たちにとって貴重な経験になったと強調。

    高校生の価値観に関して「大学の偏差値や知名度より、自分のやりたい事を実現できるかどうかで進路を決める『プロ突進タイプ』が増えている」という意識調査結果を示しつつ、イベントに参加した高校生からも「絶対合格して先輩方のようになりたい」「受験のモチベーションが高まりました」といったコメントが多数寄せられたことを紹介しました。
 
    続いて、中川係長がWEBやSNSを活用した大学広報について解説しました。「アプローチする対象や目的に合わせたメディア選択と、戦略的な情報発信が重要」と述べたうえで、新たに作成したWEBマガジン「Go for Global!」を紹介。


▲WEBマガジン「Go for Global!」を紹介する広報部の中川充係長

    国際交流や留学に関する情報を、学生の声と写真を中心にアップすることで、外国語大学を志望する高校生や留学に興味を持っている学生たちに、ピンポイントで刺さるコンテンツになっていると話しました。
 
    最後に、藤田係長が入試部の広報活動について報告。これまでは、高校3年生を対象に一期一会のPRとなっていたが、単年度から多年度へという考え方に切り替え「2022年度の高校内ガイダンス・進学相談会は、対前年比116%の約440会場で実施し、2学期以降は低学年(高1・高2)へのアプローチも積極的に行っている」と話しました。


▲合格者の保護者向けパンフレットについて説明する入試部の藤田勝巳係長

    新たに取り組んだ施策について、藤田係長は、合格者の保護者向けパンフレットの作成と特設サイトの開設に尽力したことを発表しました。

    パンフレットの内容は十分訴求できるものになったと説明。特設サイトは、合格者にとっての「おもてなしツール」的な構成にしたと話しました。
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