2023年春に海外に派遣される留学生の壮行会が開かれ100人に認定証書が授与されました

 2023年春に海外に派遣される留学生の壮行会が12月24日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれ、100人に留学生認定証書が授与されました。


▲留学派遣される100人が激励を受けました

 2023年春には、米国に66人が派遣されるほか、オーストラリア7人▽カナダ6人▽オランダ、スペイン、スウェーデン各3人▽ドイツ、韓国、マルタ、イギリス各2人▽オーストリア、フィンランド、マレーシア、メキシコ各1人が派遣されます。

 最初に大庭幸男学長が認定証書を授与しました。代表して、石田真奈美さん(英語キャリア学部2年、イギリス・リーズ大学)▽井蓋美笛さん(外国語学部英米語学科2年、米国・バーモント大学)▽安部七海さん(外国語学部スペイン語学科3年)に証書が手渡されました。


▲認定証書を授与される石田さん


▲認定証書を手渡される井蓋さん


▲認定証書を受け取る安部さん

 続いて大庭学長が式辞を述べました。


▲式辞を述べる大庭学長

 大庭学長は、留学に際して心に留めてほしい3つのこととして「関西外大の公費での留学生ということを常に自覚すること」「留学先で出会った人たちとの交流を一生大切にすること」「出発までに日本の歴史や文化、日本人の世界観を勉強しておくこと」を挙げました。

 そして明治初期に6歳で米国に留学し、のちに津田塾大学を創立した津田梅子が教え子に送ったメッセージを紹介しました。そのうえで4つ目の心に留めてほしいこととして「留学という種がまかれました。その種から豊かな実りをつけるよう自らを磨き上げてください」と話し、激励しました。


▲祝辞を述べるザーカー教授

 また留学生別科長のスティーブン・ザーカー教授は、自らの留学体験を話したうえで「留学で挑戦することを身に付けて帰国しました。とても役立ちました。新しい経験をして、新しい友を見付けて、そして帰国した新しいあなたに会えることを楽しみにしています」と祝辞を述べました。

 最後に、米国のネブラスカ大学カーニ―校に留学する外国語学部英米語学科2年の渡邉陽菜乃さんが、派遣生を代表してスピーチしました。


▲スピーチする渡邉さん

 留学で音楽ビジネスを学びたいという渡邉さんは「あなたの周囲の人たちとconnectすることを勧めたい」と話しました。「さまざまな壁が立ちはだかると思いますが、自分を支えてくれる人たちや自分の夢などとconnectすることで留学がより良いものになると思います」と述べ、コールドプレイの「Fix you」の一節を紹介して留学への決意を示しました。


▲渡辺さんのスピーチに聞き入りました

 100人は年明け早々の1月からそれぞれの派遣先の大学に向けて出発します。



 
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