公開シンポジウム「アフリカの冒険的現代」を、3月4日(土)~5日(日)に関西外国語大学ICCホールで開催します

 「冒険」「偶然」「希望」をキーワードに、現代のアフリカに鋭く切り込む公開シンポジウム「アフリカの冒険的現代-偶然化に託す希望のチカラ-」を、3月4日(土)、5日(日)の2日間、関西外国語大学ICCホールで開催します。参加費は無料ですが事前予約が必要です。オンラインでも参加できます。



 シンポジウムでは、アフリカの起業家、都市住民から狩猟採集民まで、さまざまな人たちの生活実践について、16人の研究者がそれぞれのフィールドで経験した事例を基にして、6つのセッションに分かれて報告します。事前の申し込みは全セッション一括の申し込みとなりますが、全部のセッションに参加せず一部のセッションのみの参加も可能です。


▲呪医です

 主催は「アフリカの冒険的現代」実行委員会で、アフリカ文化論を担当する外国語学部の近藤英俊教授が、趣旨説明や総合討論の司会などを務めます。


▲独立教会です

 参加申し込みフォームかQRコードから参加申し込みができます。締め切りは2月28日です。



 問い合わせは実行委員会事務局まで。


【3月4日】午前10時~午後5時

Ⅰ 冒険者の世界:盗賊から起業家まで

報告1「豆腐の冒険と希望としての商い・出稼ぎ・bandit」
報告2「技術大学の若者がテクノロジーにかける夢:腐敗した上位者や詐欺師にならずに成功する希望の姿」

Ⅱ 冒険は持続可能か?:賭博性、合理性、信頼の問題

報告3「冒険を可能にする条件-商業と自前のセーフティネットの新たなつながりを求めて」
報告4「流動化に抗う:カメルーンの都市で仕事を続けること」

Ⅲ 逆境の中の希望:コロナ禍と障害を生き抜く

報告5「望み恵むのは神か人々か?ナイジェリアの都市部におけるサバイバルのチカラ」
報告6「網目としての障害者福祉と冒険的近代:都市の障害者は善意をどう受け取るか」

Ⅳ 宗教的冒険の諸相:神、死者、希望

報告7「予言とクウォスと冷たい血-ヌエル的冒険のための羅針盤」
報告8「死者の冒険、正者の冒険:ガーナ南部における葬儀と地位の移動について」
ディスカッサントによる冒険的解題プロローグ


▲ナイジェリア最大の都市・ラゴス

【3月5日】午前10時~午後1時

Ⅴ 元祖冒険者:狩猟採集民の世界、流用される土地改革

報告9「狩猟採集社会にとっての冒険・希望・偶然性:南部アフリカのサンの事例から」
報告10「アンチ・ドムスという生き方、あるいは冒険について:コンゴ盆地の狩猟採集民バカの事例から」
報告11「チャンスとしての土地改革-ナミビアの牧畜民ヒンバ及びヘレロの事例から」

Ⅵ 総合討論 冒険的希望と日本

ディスカッサントによる冒険的解題
全体討論













 
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