留学生が恵方巻をつくって日本の節分を体験しました

 日本の伝統文化である節分に親しみ体験をしてもらおうと、御殿山キャンパス・グローバルタウンのGlobal Commons 結 -YUI-に入居している留学生と外大生が、一緒に恵方巻づくりに挑戦しました。「節分~Feel Japanese Culture~」は2月13日から1週間、ユニットごとに開かれます。

 
▲力を合わせて準備しました

 留学生はRA(Resident Assistant)を務める外大生から節分について説明を受け、みんなできゅうりやカニカマ、のりなどの具材を準備しました。中でも卵を焼くのに苦労を見せていましたが、料理上手な留学生が挑戦してみるなど悪戦苦闘しながら協力し合いました。初めて桜でんぶをみた留学生が多く、「これは何からできているの」「どんな味なの」などの声が上がっていました。

 
▲具材が出ないように慎重に巻きました

 みんなからの注目を浴びながら、巻きすを使って巻き上げて完成させていきました。具材が多く上手に巻けない人がいると周りの人が助け、上手に巻けるとみんなで喜び、恵方巻作りを通して新たな絆が生まれました。

 
▲恵方巻作りを通してさらに絆が深まりました

 米国・フロリダ州の留学生、フリオ・ヤネスさんは「米国にはこんな習慣はないので恵方巻は知りませんでした。でもおすしは大好きで、簡単に作ることができました」と恵方巻の出来上がりに満足そう。早速、今年の恵方の南南東を向いて「米国のガールフレンドのことを考えて食べます」と話していました。

 
▲南南東を向きそれぞれの祈りを込めながら恵方巻を頬張りました

 英国・ケント州の留学生、グリフィス・サラさんは「節分を初めて知りました。恵方巻おいしく、実際に決められた方角を向いて食べるのが興味深いです。いい成績が取れますようにとお祈りしながら食べました」と日本文化を満喫していました。

 RAを務め、恵方巻づくりの準備と指導をした上山銀次郎さん(外国語学部英米語学科2年)は「みんなに助けてもらえてすごく楽しいイベントになりました。日本の節分の習慣が十分に伝わったと思います」と話していました。
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