スイスの協定校のシュレーダー教授から、海外留学や海外就職で必要な書類作成スキルを学ぶ「Writing Workshop」が始まりました

 海外留学や海外就職で求められる書類の作成スキルを身に付けるため、海外協定校の応用科学大学ノースウェスタン(スイス)のカレン・シュレーダー教授による「Writing Workshop」が2月15日に始まりました。出願手続きを控えた留学候補生や留学から帰国した学生ら約188人が受講を申し込んでいます。オンラインでの受講も可能で、2月15日、2月22日、3月1日の3回に分けてオールイングリッシュで行われます。


▲180人以上が受講を申し込んでいます

 15日は Cover Letter/Email(カバーレター)の作成がテーマでした。カバーレターは、欧米で英文の履歴書とともに提出する書類で、日本語では「送付状」などと訳されます。日本で言う送付状とは違い、志望する動機や自己PRなどを記す書類で、履歴書の補完的な役割を持ちます。


▲真剣な表情でカバーレターについて学びました

 シュレーダー教授は最初に、カバーレターの目的や基本的な構造について説明しました。また、米国スタイルと英国スタイルの違いをはじめ、書き出しや結語の役に立つ言い回し、E-Mailで書く際の注意点、フォーマルな表現例について紹介しました。


▲シュレーダー教授が分かりやすく丁寧に解説しています

 実践的な練習問題にも取り組みました。前置詞や品詞を的確に使えるか、インフォーマルな表現をフォーマルな表現に直せるか、ブランクを埋めて文章を完成させることが出来るかなどを試しました。


▲カバーレターの次は志望理由書がテーマです

 秋学期からの留学を希望している中川若菜さん(外国語学部英米語学科2年)は「今まではネットで調べて英文メールを書いていましたが、ダメな点がたくさんあったことが分かりました」といい「フォーマル過ぎず、自分らしさを出すことも大切だとのアドバイスもあり、とても勉強になりました」と話していました。

 次回は Essay(志望理由書)、次々回は CV/Resume(履歴書)がテーマです。


 
一覧を見る