2022年度の学位記授与式が開かれました/大学院/英語国際学部/英語キャリア学部

 2022年度の学位記授与式が3月11日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で挙行されました。大学院、大学3学部、短期大学部の3246人が巣立ちました。式典中のマスク着用は任意となったほか、在校生の送辞と卒業生の答辞が3年ぶりに復活しました。


▲3246人が巣立ちました

 午前9時半から、大学院、英語国際学部、英語キャリア学部の授与式が行われました。最初に、大庭幸男学長から各学部の総代に学位記が手渡されました。

 大学院の博士後期課程を修了した陳懌懿さんと、博士前期課程を修了した総代の秋田雛子さんに授与されました。


▲陳さん(左)と秋田さん(右)

 英語国際学部は総代の野一色里菜さん、英語キャリア学部は総代の藤原明日人さん、英語キャリア学部小学校教員コースは総代の立野亜梨沙さんがそれぞれ学位記を手渡されました。


▲(左から)英語国際学部総代の野一色さん、英語キャリア学部総代の藤原さん、英語キャリア学部小学校教員コース総代の立野さん

 続いて大庭学長が式辞を述べました。

 大庭学長は、コロナ禍の制約の中で過ごさなければならなかった大学生活を振り返りながらも「皆さんは、この未曾有の災禍にひるむことなく、初志を貫徹して、卒業というゴールに到達しました。その強靭な精神力と忍耐強さに感服するとともに、敬意を表します」と讃えました。


▲式辞を述べる大庭学長

 また、はなむけのメッセージとして、アップルコンピューターの共同創業者の一人であるスティーブ・ジョブズの言葉「Stay Hungry, Stay Foolish」を贈りました。「短い言葉ですが、〝現状に満足することなく貪欲に学び続け、人生をより良いものにしていきなさい〟〝既成概念や常識にとらわれることなく、自分の信じる道を自分の心に従って進んでいきなさい〟ととらえています」と話し「どうかハングリー精神を持ち続け、愚直であってください」と述べました。

 成績優秀賞は、英語国際学部の8人と英語キャリア学部の4人に贈られ、それぞれを代表して深井笙さんと古本祐海さんが授与されました。


▲代表で成績優秀賞を授与された深井さん(左)と古本さん(右)

 在学生を代表して、英語国際学部の岡本実優さんが送辞を述べました。

 「コロナ禍の未曾有の状況下でも負けず、前を向いて歩み続けてこられた皆様の背中は、力強く逞ましいものです。私たちはその大きな背中を追いかけ、追いつけるよう、日々精進し続けたいと思います」と語り「困難に直面しても、外大で懸命に駆け抜けてきた日々を思い出し、それらを糧に前へ進んでください」とはなむけの言葉を贈りました。

 これに対して、卒業生を代表して英語国際学部の飯田実玖さんが答辞を述べました。

 飯田さんは、新型コロナの影響で海外留学が直前で中止になった悔しい経験を振り返りながら、「オンラインで他の国の留学生とつながることで日本文化を伝えるという目標を達成しました」と思い起こしました。そのうえで「外大での生活を時に思い出しながら、未来へ進む原動力にしていきます。私たちは語学の力で外国と自分をつなぐ役割を持っています。自信を持って次の道を切り開いていきます」と話しました。


▲送辞を述べる岡本さん(左)と答辞を述べる飯田さん(右)

 このあと、学友会を代表して進上里乃さんと久住呂瞳さんが、感謝の気持ちとして記念品と花束を谷本榮子理事長に贈り、谷本理事長から激励の言葉を受けました。


▲谷本理事長に記念品を渡す進上さん(中)と花束を贈る久住呂さん(右)

 授与式のあと、卒業生は各クラスに分かれて学位記を受け取り、3年ぶりに開催された茶話会では、友人たちとそれぞれの4年間を語り合いました。




▲クラスに分かれて一人ずつ学位記を手渡されました

 
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