2022年度の学位記授与式が開かれました/外国語学部英米語学科/スペイン語学科

 2022年度の学位記授与式が3月11日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で挙行されました。大学院、大学3学部、短期大学部の3246人が巣立ちました。式典中のマスク着用は任意となったほか、在校生の送辞と卒業生の答辞が3年ぶりに復活しました。


▲3246人が巣立ちました

 正午から、外国語学部の授与式が執り行われ、大庭幸男学長が英米語学科総代、宮崎楓さんの代理の佐藤ななみさんと、スペイン語学科総代の小原優希さんに、学位記を手渡しました。


▲英米語学科総代の代理で学位記を受け取る佐藤さん


▲スペイン語学科総代の小原さん

 続いて大庭学長が式辞を述べました。

 大庭学長は、関西外国語大学が今年で創立78年を迎えるとしたうえで「歴史、スケール、教育環境のいずれにおいても、国内有数の外国語大学へと成長を遂げました。皆さんは、この学び舎の卒業生に名を連ねることに誇りをもち、堂々と胸を張って社会への一歩を踏み出してください」と激励しました。


▲外国語学部の卒業生に式辞を述べる大庭学長

 また、はなむけのメッセージとして、アップルコンピューターの共同創業者の一人であるスティーブ・ジョブズの言葉「Stay Hungry, Stay Foolish」を贈りました。「私なりに訳しますと〝ハングリーであれ、愚直であれ〟となります」としたうえで「短い言葉ですが〝現状に満足することなく貪欲に学び続け、人生をより良いものにしていきなさい〟〝既成概念や常識にとらわれることなく、自分の信じる道を自分の心に従って進んで行きなさい〟との大変深い意味を持っています」と述べました。

 成績優秀賞は、英米語学科の15人とスペイン語学科の4人に贈られ、それぞれを代表して安東日菜さんと中原辰浩さんに授与されました。


▲成績優秀賞を代表で授与される安東さん(中)と中原さん(右)

 在学生を代表して、スペイン語学科の野口一朗さんが送辞を述べました。

 野口さんは、2022年10月に3年ぶりにフルバージョンで開催された外大祭を振り返り「先輩方は〝いつもの外大祭が戻ってきた〟と思われたことでしょう。私たちにとっても外大の大きさを改めて実感したビッグイベントでした」と述べ、「先輩たちが築いてこられた関西外大の伝統を受け継ぐとともに、私たち下級生は今後更なる発展に貢献していきたいと思います」と誓いました。

 これに対して、卒業生を代表して英米語学科の鈴木育さんが答辞を述べました。

 鈴木さんはコロナ禍で過ごした2年次、3年次の2年間を思い起こして「不安や孤独感を覚えていたかもしれません。しかし、多くの皆さんのおかげでそれを忘れさせられるほどに、充実した大学生活を過ごすことができました」と話しました。そして「関西外大で学んだことを誇りに、そして本学の理念である〝実学〟を基に得た知識と経験を生かし、それぞれの場所で邁進してまいります」と決意を新たにしました。


▲送辞を述べる野口さん(左)と答辞を述べる鈴木さん(右)

 このあと、学友会を代表して白井翔馬さんと共田成志さんが、記念品と花束を谷本榮子理事長に贈り、谷本理事長から激励の言葉を受けました。


▲谷本理事長に記念品を手渡す白井さん(中)と花束を贈る共田さん(右)

 授与式のあと、卒業生は各クラスに分かれて学位記を受け取り、3年ぶりに開催された茶話会では、友人たちとそれぞれの4年間を語り合いました。


▲各クラスに分かれて学位記を受け取りました


 
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