メタバースで外大を発信しようと、外国語学部の学生たちが「バーチャル関西外大」プロジェクトを始めました

 メタバースで外大を発信しようと、外国語学部でVR(Virtual Reality、仮想現実)を体験した学生が「バーチャル関西外大」プロジェクトを始めました。将来は、メタバースオープンキャンパスやバーチャル大学案内につなげたいと意欲を見せています。


▲セントラルガーデンのモニュメント前にメンバーが〝集合〟しました

 プロジェクトを立ち上げたのは、英語&デジタルコースで「コンピューターと社会」を受講し、実際にVRを体験した英米語学科1年の岡田仁菜さん、折橋暖人さん、外山愛華さんです。CG制作やプログラミングについては初心者ですが、語学力を磨きながらVRをはじめとするデジタル技術を少しずつ学んでいます。


▲VRの制作に取り組む外山さん(右)と折橋さん

 現在、メタバースプラットフォームのcluster(クラスター)を使って、中宮キャンパスのセントラルガーデンや円形ステージを制作しています。バーチャル空間に描き出されたキャンパスに、自らの分身となるアバターを送り込んで、イベントに参加したり、友だちとおしゃべりを楽しむような体験ができないかと取り組んでいます。


▲円形ステージに〝集合〟してみました

 岡田さんは「VRの世界で何かをつくることに興味があります。プロジェクトに積極的に参加したい」と言い、外山さんは「VRで何ができるのか詳しくありませんが、何でも挑戦したいです。何か新しいものを発見したい」と話しています。

 また折橋さんは「デジタル技術が求められている中で、語学を組み合わせて取り組んでみたいと思います。ただ制作するだけではなく、新たな分野に活用できるように頑張りたい」と意欲的です。


▲メタバースオープンキャンパスやバーチャルイベントで新たな発信ができるようになります

 指導に当たる卯木輝彦教授は「VRやメタバースでなにができるのか探りながら、興味を持つ学生の交流の場になればと思います」と話し、プロジェクトへの参加者を募っています。

 
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