2023年度の入学式が行われ、3429人が外大生の仲間入りをしました

 2023年度の入学式が4月2日に中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われました。大学院、大学4学部、短期大学部に3年次編入学を合わせて3429人が外大生の仲間入りをしました。


▲3438人が外大生に仲間入りしました

 入学式は3回に分けて行われました。


▲3回に分けて行われました

 大学院、英語国際学部、英語キャリア学部、国際共生学部、外国語学部の式典では、各学科とコースのそれぞれの代表が誓詞を読み上げ、大庭幸男学長から入学を許可されました。


▲誓詞を読み上げる国際共生学部入学生代表の西川えみりさん。(後列左から)英語国際学部代表の高島朔弥さん、英語キャリア学科代表の濱口桜子さん、同学科小学校教員コース代表の庄野優月さん


▲大庭学長から入学許可を受ける外国語学部の入学生代表。(左から)英米語学科の嶋岡聖奈さん、スペイン語学科の中沢大さん、英語・デジタルコミュニケーション学科の関島プリシラ愛里沙さん

 大庭学長は告辞の中で「コロナ禍の制約のある高校時代の3年間を忍耐強く頑張って大学入学を勝ち取られました。ひと回り大きく成長した皆さんをお迎え出来て大変うれしい」と新入生を歓迎しました。そのうえで、ドイツの小説家、ジャン・パウルの言葉を紹介し、大学の学びについて「明確な目標を持ち、主体的に学び続けることです」と述べました。「大学は人生を幸せにするための基礎固めの場。今こそ、自分の人生はどうあるべきか考え、そのための明確な目標を設定してください」と激励しました。


▲告辞を述べる大庭学長

短期大学部の入学式では、入学生代表が誓詞を読み上げ、谷本和子学長が入学を許可しました。


▲誓詞を読み上げる短期大学部入学生代表の樋本カンナさん

 谷本学長は告辞で、「全国でもトップクラスの教育環境を誇り、攻めの学びをバックアップしていきます」と述べ、1年生は週7回の英語授業で英語漬けにし、KGCベーシックスで社会人としての常識や人間力を養うと紹介しました。そして、古代中国の思想家、荀子の「学はその人に近づくより便なるはなし」との言葉を紹介し、「良き師について学ぶ機会を皆さんに提供します。後は皆さん自身の意欲と行動力にかかっています」と話しました。


▲告辞を述べる谷本学長

 また、谷本榮子理事長が祝辞を贈りました。谷本理事長は、関西外大は海外との交換留学制度が50年を越える歴史を刻み、全国最高レベルの教育環境を整えていると話し「新学部の国際共生学部、新学科の英語・デジタルコミュニケーション学科がキャンパスに新しい風を吹き込み、既存の学科と新たな交わりを持ち、学びのレベルアップを実現していくと確信しています」と述べました。


▲祝辞を贈る谷本理事長

入学式では、在校生代表が英語と日本語で歓迎のことばを贈りました。


▲英語と日本語で歓迎のことばを贈る(左から)松原さん、宮口さん、岡田さん

 英語キャリア学部4年の松原希紗さんは、日本と世界の架け橋になりたいと米国に留学した体験から「もっと日本について理解を深めなければならないと実感し、以前より広い視野で自分自身を考えられるようになりました」と話しました。

 外国語学部英米語学科4年の宮口桃佳さんは、入学当初はCAを目指していましたが留学をきっかけに会計業界に進むことを決めた体験をもとに「関西外大は人の無限の可能性に気付かせてくれます」と述べました。

 短期大学部2年の岡田久美さんは、「入学当初は英語ができるか心配でした」と1年前の自分を思い起こしながら、「困ったときはキャンパスを見回してください。スペシャリストの先生方や留学生に躊躇なく助けを求めてください」と呼び掛けました。


▲学長からの入学許可を起立して聞く入学生たち


▲記念撮影のための行列が1日中絶えませんでした


 
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