本学と大阪経済大の学生が協働し課題解決を提案する「ミラエガプロジェクト」 始動

 関西外国語大学と大阪経済大学の学生がチームを組み、企業が出す課題の解決策を提案するプロジェクトが2022年度から始まりました。プロジェクト名は「自分の思い描く未来のために一歩を踏み出すプロジェクト」--略して「ミラエガプロジェクト」。1月下旬に審査結果が発表された課題では、参加した6チームのうち、1チームが佳作に選ばれました。


▲企画について発表する参加学生

 ミラエガプロジェクトは、学生チームが株式会社マイナビ主催のオンラインによる「課題解決プロジェクト」(企画アイデアコンテスト)に参加し、企業からの課題について、解決策を企画書にまとめて提出するものです。

 最新の課題は、NECの「メタバースのようなバーチャル世界で人々が過ごし経済活動を行える環境が整っていくなか、その世界で人々のWell-beingをかなえるサービスを考えてください」とニトリホールディングスの「ニトリのリソースを最大限活用し、世の中に貢献する為の新規事業を立案してください」。


▲佳作に選ばれた本学と大阪経済大学のチーム「つぼつぼ」のメンバー(左から2人目が石川好花さん、同3人目が永坂瑠菜さん)

 1、2年生を対象とし、本学の7人と大阪経済大学の13人が合同チームをつくり、NECの課題に5チーム、ニトリホールディングスの課題に1チームが企画書を提出しました。

 このうち、NECの課題に応募したチーム名「つぼつぼ」が佳作に選ばれました。メンバーは、外国語学部英米語学科2年石川好花さん、英語キャリア学部1年永坂瑠菜さん(学年は当時)と大阪経済大生2人の計4人。

 チームは、企画書で「気軽に自由にファッションを届ける」をテーマに、メタバース空間で衣服をはじめとしたファッションを紹介する取り組みを提案しました。パワーポイントで作成した資料のデザインを工夫したり、盛り込む情報量を多くしたりし、メタバースとファッションの融合という斬新さが評価されました。

 石川さんは「経済大学の学生とチームを組んだことで経済の視点の大切さを学びました。また、チャレンジしたことで自信につながりました。これからもいろいろなことに挑戦していきたい」と話していました。


▲参加者全員で
 
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