外国語学部の外山さんと折橋さんが、学習分析学会の研究会でデジタル技術を使った語学学習システムについて発表しました

 外国語学部2年の外山愛華さんと折橋暖人さんが5月20日、早稲田大学で開かれた学習分析学会の研究会で、AIやChatGPTなどのデジタル技術を使った語学学習システムについて研究発表しました。


▲学習分析学会で研究発表した折橋さん(左)と外山さん

 外山さんは「英語ライティング学習に対するChatGPT活用の検討」、折橋さんは「AIアバターにChatGPTを活用したVR外国語会話学習システムの検討」をテーマに発表しました。どちらも外国語学習でどのようにデジタル技術を活用していくかを検討した発表で、共立女子大、早稲田大、香川大との共同研究の一環として行われました。

 外山さんは、英語学習におけるエッセイライティングの重要性に着目し、学習者の視点からChatGPTの効果的な活用方法を探りました。発表を聞いた研究者からは「ChatGPTがこのように活用できるとは知らなかった。驚いた」との声が挙がり、セッション終了後も質問が続きました。


▲ChatGPTの効果的な活用方法について発表する外山さん

 折橋さんは、外国語会話学習においてさまざまな話題で会話が続けることの重要性を指摘し、AIアバターとの自然な会話によるVR語学会話学習システムについて検討しました。参加者から「システムが完成したらぜひ使わせてほしい」とのコメントが寄せられました。


▲VRを活用した語学会話学習システムについて発表した折橋さん

 外山さんは「いろいろな方からお褒めの言葉やアドバイスをいただけてうれしかったです。外大生がより効果的に語学学習できるよう、これからも研究していきたいです」と話しています。


▲「外大生がより効果的に学習できるように研究を進めたい」と話す外山さん

 また折橋さんは「緊張と不安がありましたが、たくさんの好意的なお言葉やアドバイスを受けてやりがいを感じました。これからも一生懸命に研究を進めたいと思います 」と意欲を示しました。


▲「やりがいを感じました」と話す折橋さん

 2人の研究の指導を行っている卯木輝彦教授は「外大生がデジタルを巡る研究フィールドで優れた成果を上げています。努力と成果に敬意を表します。今後の研究でさらなる成果を挙げることを期待しています」と述べています。
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