短期大学部の「KGCベーシックス」全体授業で、予選を通過した4グループのプレゼンテーション発表が行われました

 短期大学部のKGCベーシックスCの全体授業が、7月5日に谷本記念講堂で開かれました。短期大学部の2年生は4月からグループごとに分かれプレゼンテーションの準備をしてきました。先日行われた合同プレゼンテーションの予選会から4グループが選ばれ、全体授業でのプレゼンテーション発表決勝大会に挑みました。

 
▲2年全員の前で4グループは練習の成果を発揮しました

■外国人労働者の現状と課題(C2クラス)■

 1位に輝いたのは「外国人労働者の現状と課題」をテーマにしたC2クラスの太田来愛さん、玉城美優さん、申季愛さんのチームでした。

 外国人労働者における問題は様々あり、問題の多くが日本政府の政策と国民の認識の違いから生まれるものであるとし、多くの方に正しく認識してもらう必要があると結論付けました。
 

▲笑顔で賞状を受け取った1位のC2クラスの3人

■英語教育(L2クラス)■

 2位は「英語教育」をテーマにしたL2クラスは、木村日咲さん、田中美蘭さん、西門萌笑さん、樋口大河さんです。

 英語に対する苦手意識が増えるのは中学生になってからが多いとデータを示し、小学校での英語教育を充実させる必要があると話しました。小学校教員が現地への短期研修を受けることで実力だけでなく自信へも繋がり、よりよい英語教育を小学生に展開できると提案しました。

 
▲2位のL2クラスの4人

■日本の受動喫煙の現状と今後における新たな対策と提案(H2クラス)■

 3位は「日本の受動喫煙の現状と今後における新たな対策と提案」をテーマにしたH2クラスの石川翔悟さん、井阪映乃さん、岩谷彩香さん、大熊健太さんです。

 受動喫煙による健康被害が深刻であることを、教育として取りくみ理解する機会を設けることを提案。海外で行われている喫煙者や受動喫煙への対策を紹介しました。海外と日本を比較し、たばこへの規制の厳格化をしないといけないと力説しました。

 
▲3位のH2クラスの4人

■小学校の英語教育について(D2クラス)■

 同位の「小学校の英語教育について」をテーマにしたD2クラスの鎌ケ迫らんさん、今村遥香さん、茶屋捺美さん、瀧下凛華さんです。

 他国より日本の英語教育の遅れが目立つとし、吸収力の高い早期からの英語教育が大切であると発表しました。また、提案として実技科目や休み時間を英語で過ごす「English Day」を設け、各小学校と海外の小学校が姉妹校となることで英語を使い交流することで、語学力と異文化理解力を養えると話しました。

 
▲3位のD2クラスの4人

 表彰後、谷本和子学長が講評しました。「チームで協働することが目的です。チームこれまでにさまざまな発見や気づきがあったでしょう。その気づきは自分だったらどのように考えるのか、どのように発表するのかを振り返ってください」と話しました。
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