セパタクロー部の吉留匠輝選手が、U-21日本代表チームのメンバーとして世界選手権大会に出場し銅メダルを獲得しました

 セパタクロー部の吉留匠輝選手(外国語学部英米語学科2年、奈良育英高)が、U-21日本代表レグ(チーム)のメンバーとして第36回世界選手権大会(タイ国王杯)に出場し、銅メダルを獲得しました。


▲世界選手権U-21レグ戦で銅メダルに輝いた日本代表チーム(右端が吉留選手=photo by TSUTOMU TAKASU)

 セパタクロー世界選手権大会は7月9日から、タイ・ナコーンラーチャシーマーで8日間にわたって開かれました。吉留選手が日本代表チームとして参加したU-21レグ戦は、世界選手権として初めて開催されました。

 吉留選手は、日本セパタクロー協会から2023年度のU21強化指定選手に選出されていて、今大会でU-21男子日本代表チーム入りを果たしました。


▲トサーとして活躍し銅メダル獲得に貢献した吉留選手=photo by TSUTOMU TAKASU

 日本チームは、イラン、バングラディシュ、スリランカの予選Bグループで戦いました。イランに対して21-14、21-13、バングラディシュに21-13、22-20で快勝し、スリランカに不戦勝したため、予選リーグを1位で通過しました。


▲予選リーグを1位で通過して準決勝に挑みました(中央が吉留選手、photo by TSUTOMU TAKASU)

 準決勝では、予選Aリーグを2位で通過したミャンマーと対戦し惜敗しました。決勝には進出できませんでしたが、吉留選手は、横田涼選手(東北大)▽川村北斗選手(日本体育大)▽稲葉瞭選手(同)▽高田脩真選手(日本体育大荏原高)のメンバーとともに銅メダルに輝きました。


▲世界の舞台で5人の活躍が輝きました(右端が吉留選手=photo by TSUTOMU TAKASU)

 吉留選手は「U21という枠ではありますが、日の丸を背負って国際大会で試合をするという貴重な経験ができました」と喜びを語るとともに「自分の実力不足と世界との差を痛感し、これまで以上に努力しなければいけないと感じました。引き続き練習を積み重ねたいと思います」と決意を新たにしています。

 
一覧を見る