教職教育センターが創設から20年を迎えました/8月20日(日)に記念式典を開きます

※関西外大通信314号の特集「教職教育センター20周年」の記事を基にまとめています


▲教職教育センターが20周年を迎えました(写真は7月に開かれた教育実習直前ガイダンス)

■きめ細かく徹底支援

 教職教育センターが創設20周年を迎えました。

 センターの強力なサポートで、教員を目指す外大生の実力は着実に伸び続けています。8月20日には記念式典を挙行し、その実績を振り返るとともに、新たな一歩を踏み出します。

 前身となる教職英語教育センターは、2003年9月に創設されました。教員を目指す外大生をよりきめ細かくサポートするとともに、現職の教員への英語教育も支援していくことになりました。


▲地元の中学生に英語を指導する機会もあります

 教員採用試験に合格した外大生からは

 「教育実習、1次選考、2次選考と、そのときどきに応じて適切に指導していただいたおかげで合格できました」

 「教職教育センターのサポートがなければとても現役合格できませんでした」

 などの声が毎年寄せられています。

■合格者数は過去最高

 ここ3年間の公立学校教員の採用試験で見ると、現役合格者数は、2021年度試験で34人、2022年度試験で42人と増えました。そして昨年の2023年度試験では、過去最高の49人の合格者を出し、最終試験の合格率も過去最高の77%に上りました。



 好実績の決め手になっているのが、教職教員センターによるきめ細かく徹底した指導です。教育実習の直前までガイダンスを繰り返し行うほか、研究会を開催して実践につなげています。

 選考試験対策では、1次選考に向けて、4~7月に「夜スペシャル」「採用スペシャル」などの特別対策講座で試験に備えます。また、1次試験に合格した学生を対象にした2次選考では、8月中旬~9月下旬に特別講座「サマースペシャル」を開催します。

 それぞれの試験に応じてきめ細かく指導する特別講座を打ち続けることで、着実に合格に結びつけています。

■記念式典は8月20日10時から

 教職教育センター創設20周年の記念式典は8月20日(日)午前10時から中宮キャンパスICCホールで開催します。



 第1部では、教職教育センターのセンター長を務める西村孝彦教授が、この20年間のセンターの歩みのほか、教員採用者数の実績、社会へのさまざまな貢献についてプレゼンテーションします。


▲教職教育センター長を務める西村教授

 また。英語キャリア学部の岡田伸夫教授が「英語学研究に基づく学習英文法の構築を目指して」をテーマに、文部科学省初等中等教育局の直山木綿子視学官が「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善」と題して、それぞれ講演します。

 卒業生や教職科目を担当した教員の参加を予定しており、第2部の懇親会で20年を振り返ります。


 
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