2年生の保護者を対象にした就職懇談会が開かれました

 最近の就職活動の状況を早い段階から知ってもらおうと、2年生の保護者を対象にした就職懇談会が8月26日に開かれました。

 中宮キャンパスの谷本記念講堂で開催された第一部では、近年の就職状況や外大の就職支援などを中心に説明しました。

 最初にキャリアセンター長の西田透教授があいさつしました。西田センター長は「就職活動には大きなチャンスが巡ってきています」「企業の採用活動が早まり、準備を早めていく必要があります」と就職活動のポイントを挙げました。


▲あいさつする西田キャリアセンター長

 次にキャリア・デザインを担当の吉川雅也准教授が最近の就職活動の特徴と関西外大の支援体制などについて話しました。

 吉川准教授は最初に「求人倍率はコロナ禍前の水準に回復しています」「外大の就職率は90%以上で推移しています」などと現在の状況を報告しました。


▲近年の就職活動の特徴について説明する吉川准教授

 そのうえで「就職活動の早期化傾向が顕著です。早期の準備開始がポイントです」と強調し、「インターンシップへの応募が就職活動の開始時期と考えられるようになりました」と述べました。

 また、実施率が約90%に上る筆記試験について「筆記をパスしないと面接に進めません。しっかりと対策してください」と話し、海外留学との関係については「自分で何を優先するかをしっかり考えてください」とアドバイスしました。


▲多くの保護者が聞き入っていました

 このあと、外国語学部スペイン語学科と英語国際学部の4年生が「学生生活の過ごし方と就職活動」をテーマにスピーチしました。

 第二部は7号館で行われ、個別相談のほか、教職を目指す学生の支援に関する説明会やコミュニケーションに苦手意識がある学生への説明会が行われました。
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