留学生らが枚方市立第二中学校を訪れ、国際理解をテーマに1年生と交流しました

 海外留学生と教員を目指す外大生が9月22日、枚方市立第二中学校を訪れ、国際理解をテーマにした授業で1年生130人と交流しました。


▲留学生と教職コースを履修している外大生らが1年生を訪ねました

 この日、枚方二中を訪れたのは、米国やオーストラリアからの留学生12人と教職コースを履修している外大の4年生4人ら18人。留学生は「日本の中学校がどんな感じなのか興味がある」「地域や日本の教育と関わることができる絶好の機会だ」と参加を決めました。

 枚方二中の1年生は、秋の文化祭で「世界の遊び」をテーマにした展示を計画するなど、国際理解を深める取り組みを進めています。留学生たちは4つのクラスに分かれて、それぞれのクラスの中学生と交流しました。


▲留学生は日本の好きな食べ物や趣味で自己紹介しました

 留学生はそれぞれ、自分の名前や出身地などを日本語交じりの英語で話すとともに、「日本の焼き鳥が気に入りました」「アニメとラーメンが大好きです」などと自己紹介しました。


▲中学生からも留学生に鋭い質問が飛びました

 続いて中学生から留学生に対し「好きな日本の漫画は何ですか」「日本に来て困ったことはありませんか」「一番好きな日本のゲームは何ですか」などと質問しました。英語にときどき日本語が混じりましたが、留学生から答えが返ってくると大喜びでした。

 また、現在授業で取り組んでいる課題に関係して「米国は救急車を呼ぶときにお金がいるって本当ですか」と質問。留学生から高額の料金が必要だと聞いて驚きの声を挙げていました。


▲オールイングリッシュで、現在のクラスの取り組みを説明しています

 逆に留学生からは「米国にはどんな印象を持っていますか」「日本でお勧めの場所はどこですか」「好きな科目は何ですか」といった質問が出ました。中学生たちは「米国はビッグでクール」「お勧めは京都と沖縄」などと一生懸命に英語で答えていました。


▲「日本のお勧めの場所」を地図に描いて説明しました

 留学生たちは「日本の中学生と交流できてとても楽しかった。これからもこのような機会があれば参加したい」と話していました。


▲すっかり打ち解けました


 
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