留学生と外大生の交流を進めるグローバル・イノベーション・プログラムがランゲージ・テーブルを開き、150人が参加しました

 御殿山キャンパス・グローバルタウンで、留学生と外大生の交流を進めているグループ「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」が10月10日、CAFÉ COMMONS で「ランゲージ・テーブル」を開きました。留学生や外大生150人が参加し、英語や日本語のほか、中国語、オランダ語、ドイツ語など世界の11言語に親しみながら交流を深めました。


▲世界のさまざまな言語に触れてみました

 それぞれの母国語を話す留学生が中心になり、スペイン語、オランダ語、アラビア語、中国語、ハングル、ドイツ語、スウェーデン語、イタリア語、フランス語、英語、日本語のテーブルを設けました。「世界中のいろいろな言語に触れて、挨拶ぐらいできるようになりましょう」とスタートしました。

 中国語のテーブルでは、中国やフィリピンからの留学生と外大生が、それぞれ中国語で自己紹介しました。中国語を履修している外大生が流ちょうに自己紹介すると、中国人留学生から質問を受けていました。


▲中国語テーブルは中国語の自己紹介で始まりました

 イタリア語のテーブルでは、イタリアからの留学生のアントニオ・コンティさんが「イタリア語には〝愛している〟という言葉が2通りあります」と話しました。外大生がすかさず「どう違うの?」と質問すると、アントニオさんが「それぞれ別の意味があって使い分けています」と説明していました。


▲イタリア語テーブルのテーマは〝愛している〟でした

 オランダ語のテーブルでは、オランダの留学生のイッズさんとアリアナさんが早速、オランダ語のさようならの挨拶である〝ドゥイドゥイ〟を紹介していました。2人が「おすしとラーメンが大好き」と話すと、外大生が「オランダのお勧めの食べ物を教えて」と尋ね、オランダで人気のスープやクッキーを教えてもらっていました。


▲オランダ語テーブルでは〝さようなら〟の挨拶を覚えました

 「グローバル・イノベーション・プログラム」は、留学生と外大生10人が中心になって、御殿山キャンパス・グローバルタウンの、CAFÉ COMMONS で毎週火曜日の夕方に国際交流プログラムを開催しています。


▲CAFÉ COMMONS で毎週火曜の夕方に開催しています

 メンバーの佐藤竣さんと高木裕允さん(ともに英語国際学部4年)は、1年と2年生の2年間はコロナ禍の影響でほとんどキャンパスに来ることができなかったことから「何かやり遂げたい、何か残していきたい」との思いで活動を始めました。3回目の開催となり、毎回数百人が参加しています。「全世界から日本に来た留学生と外大生が気軽に交流できるプログラムにして、関西外大を世界の国際交流のハブ拠点にしたいと思っています」と意気込んでいます。
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