海外協定校である米国・イーロン大学のブック学長が関西外大を訪れ、谷本榮子理事長と会談しました

 海外協定校である米国・イーロン大学のブック学長が10月12日、関西外大を訪れて谷本榮子理事長と会談しました。


▲谷本理事長(左)とイーロン大学のブック学長(右)

 イーロン大学は、全米大学の学校教育ランキングで1位、最も革新的な大学ランキングで13位に選ばれるなど、米国でトップ級の大学にランクインしています。

 関西外大は1990年に交換留学協定を結び、現在までに外大生36人をダブル・ディグリープログラムで派遣しています。一方でイーロン大学からは今までに86人の留学生を受け入れています。谷本理事長は2019年にイーロン大学を訪問してブック学長と会談していますが、ブック学長が外大を訪問するのは初めてです。


▲外大の紹介映像を見たあとで、自校の教育方針について意見を交わしました

 関西外大の紹介映像を見たブック学長は「キャリアと結び付けた教育に力を入れているところがイーロン大学と共通しています」と話し「卒業するときに学生が〝世界を良くしたい〟と思うことができるような教育に力を入れています。大学間の競争が激しい中で〝学生中心〟の教育を貫いていることで評価されています」と紹介しました。

 谷本理事長は「2019年にレベルの高い教育をしているイーロン大学を訪ねて感激しました。ぜひそのすばらしい教育を参考にしたい」と思いました」と話し、外大が取り組んでいるインターンシップ教育や、アジアの留学生との関係の強化を図っていることなどを述べました。


▲率直な意見交換が続きました

 またブック学長は、イーロン大学が経験型・実践型の教育に特に力を入れている点を強調し、「経験型や実践型の教育を受けたという証明書を発行しています。社会に出るにあたって学生の大きなアピールポイントになっています」と説明しました。

 谷本理事長は「日本では大学の定員割れが深刻な問題になってきています。学生に選ばれるために戦略を立てて、教育内容を充実させることが必要です」と現状を話すと、ブック学長は何度もうなずいていました。


▲(右から)ザーカー留学生別科長、谷本和子短期大学部学長、コピントンイーロン大学副学長、ブック学長、谷本理事長、廣本玲子国際交流部長

 このあと、ブック学長は、秋学期から交換留学生として関西外大で学んでいるイーロン大学のニコライさんとライアンさんと面会しました。


▲ブック学長に外大での生活を報告する留学生のニコライさん(左から2人目)とライアンさん(同3人目)

 米国ではコンピューターサイエンスを専攻しているニコラスさんは「さまざまな国から来た学生と知り合いになりました。すべてが楽しいです」と話し「日本語が少し話せるようになりました。また、今まで学ぶ機会があまりなかった文学や歴史を学ぶことができてとても充実しています」と報告していました。








 
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