セントスティーブンズカレッジ(インド)のヴァルゲーゼ学長が関西外大を訪れて谷本理事長と会談しました

 インド・デリーにあるセントスティーブンズカレッジのジョン・ヴァルゲーゼ学長が11月28日、関西外大を訪れて谷本榮子理事長と会談しました。


▲関西外大を訪れたヴァルゲーゼ学長(中央)

 セントスティーブンズカレッジは、1881年に創設されたインドでも著名なカレッジの一つです。デリー大学の傘下で、リベラルアーツ教育ではインドで最も権威のある大学とされており、入学定員400人に対して志願者が3万人にのぼる人気の高い難関校です。

 ヴァルゲーゼ学長は2020年に関西外大を訪れる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。今回は留学生の交換の可能性などを協議するために来学しました。


▲関西外大のPR映像を見るヴァルゲーゼ学長(手前)

 ヴァルゲーゼ学長は「セントスティーブンズカレッジはインドで最古の大学の一つです。創設以来、最高の質と奉仕に焦点を当て続けてきました。質と奉仕は妥協すべきではありません」と高いクォリティーを紹介しました。そして「学生の質はインドでトップです。卒業生はさまざまな分野で活躍しています。質と奉仕をさらに拡大したいと思っています」と話しました。


▲「最高の質と学生サービスで妥協すべきではない」と話すヴァルゲーゼ学長(左)

 これに対して谷本理事長は、1945年の創設以来、国際文化研究所や大学院を開設するなど教育の質を高めてきた外大の歩みを紹介しました。そして「時間はかかりますが教育改革を進めています。50年の歴史を持つ国際交流では今、アジアに目を向けています。アジアの協定校をもう少し増やし、外大をハブにして世界の学生が集まり学べる大学にしたいと考えています」と述べました。


▲アジアの協定校の充実に言及する谷本理事長(右)

 ヴァルゲーゼ学長が「とても素晴らしいキャンパスです。関西外大といろいろな形で関係を築いていきたいと考えています」と話すと、谷本理事長も「皆さんのご協力をいただいて必要とされる大学にしていきたいと思っています。良いパートナーシップをつくっていきましょう」と応えました。


▲今後のパートナーシップについても話し合いました
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